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マルタへひとり旅で1ヶ月。映画の世界に迷い込んだような美しい街にうっとり♡

私は、ひとりでマルタへ行きました。

最初に結論から言いますが、マルタ最高!です。

この記事は、「マルタに行きたいけど、どうしよう・・。」「ひとりで行っても大丈夫?」と思っている方の背中を押せるような記事です。
実際にマルタへひとり旅行をした筆者が詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで見て下さいね。

まだまだマルタには日本人が少なく、その為日本で得られる情報も限られてしまいます。
しかし、この記事を読めば現地感満載のレアなマルタ旅行のほとんどの事がを網羅できるでしょう!

ひとり旅概要

それではまず、私の旅行の簡単な概要を最初にご紹介します。

・旅行期間:1カ月(3月初旬~4月初旬)
・滞在場所:Slima(スリーマ地区)
・渡航理由:英語が使えるから(公用語にマルタ語・英語の2か国語があります)
・現地の友人は無し(ええ、ひとり旅ですから!)

なぜ私はマルタを選んだのか?

私は、もともと放浪癖があり、マルタに行くまでに仕事・プライベートを含め約15か国ほど世界の国々に行ったことがありました。
しかし、そのほとんどがグループで行くものでした。グループで行く旅行ももちろん楽しかったのですが、

今回私がマルタにひとりで行こうと決めた理由は、

① マルタで友人を作りたかったから
② 自分の英語力を上達させたかったため
③ ひとりの力を試してみたかったから

この3点です。

日本をひとりで旅立つときは、知らない世界への恐怖よりも先に、はるかに「マルタへ行けるんだ!」という楽しみの方が私の心を占領していました。

マルタへ出発するまでの準備♪

マルタへ出発する日程が決まったら、次は準備です。

準備するもの

マルタへ出発する前の準備について詳しく解説していきます。

パスポート、スマートフォン等々の当たり前の持ち物は、たくさんのまとめサイトで載っていますので、そちらをご参考頂けたらと思います。
これから紹介するものは、特に持って行って良かった!と思った物をご紹介します。

デジタルカメラ

どんなにスマホの画質が良くなろうとも、あなたがiphone XSを持っていようとも、デジカメを持っていくことを、ぜひおすすめします。
私は正直そこまでカメラには詳しくはありませんが、実際に写真を撮るとやっぱりデジカメの方が格段に画質が良く、写りがきれいです。

デジカメで撮った写真のデータは、スマホに移すこともできます。ぜひマルタの綺麗な街並みをデジカメで撮ってください!

お土産用の箸

ハイクオリティは求めませんので、100均なんかで十分です。ちょっとしたお礼や、仲良くなった方へ渡すと良いでしょう。箸はヨーロッパではなかなか手に入らないので、みんなとても喜んでくれました。

日本酒

「ジャパニーズ サケ」の愛称で親しまれており、みんな日本酒に喜んでくれました。
お酒があまり飲めない外国人は日本人より少ないです。
みんなお酒は喜んで飲んでくれると思います。

帽子

旅行に行くのがどんなシーズンであろうと必要です。マルタは日差しがとても強いです。日本の日差しに慣れている方は、マルタの強い日差しにやられてしまうと思います。
ひどいと熱中症になってしまうこともあるので、帽子一つあるだけで熱中症予防対策になります。必ず持っていきましょう!

賢い旅券を取るには、やっぱり比較サイト

今は、格安航空会社(LCC)を使って旅行に行く形がスタンダード化していますよね。
しかし残念ながら、日本とマルタ(ヨーロッパ全土)を結ぶLCCはまだありません・・・。

ただ、経由地を工夫したり時間帯を深夜に変えたりするだけで、値段は全然違います。
あなたの旅行先や渡航期間を選択して、自分に合った条件の航空券を絞って検索できる、「航空券比較サイト」を利用するのが一番良いでしょう!

航空券比較サイトには様々なサイトがありますが、以下が有名な比較サイトで、まずはこれらを使っておけば間違いないです。

① スカイスキャナー(https://www.skyscanner.jp/
② トラベルコちゃん(https://www.tour.ne.jp/
③ エクスペディア (https://www.expedia.co.jp/

航空券比較サイトによってもたまに値段が異なるので、最低この3サイトは全て検索してみることが重要です!
航空券は旅行費用の中でも一番料金の負担がかかる所ですので、なるべく安く抑えたいですよね。

マルタ旅行中のヨーロッパ周遊もオススメ♡

マルタへ滞在している間、他のヨーロッパの国へも行きたい!という方には
「Ryanair」という格安航空券が見つけられるアプリがおすすめ!
対応言語に日本語はありませんが良い英語の勉強になります!ぜひ使ってみて下さい。

ひとり旅でも友達ができる!宿泊先の良い選択方法

まず、ひとりで旅行へ行く方に言っておきますが、長期で海外に滞在する際は、滞在先は必ずバックパッカー宿やシェアハウス、シェアアパート、ホームステイなど、人と関われる所をおすすめします!

なるべくホテルは選択しないべき!と私は思っています。(プライベートをかなり重要視する方や人との交流を求めてない場合は除きます)
ホテルに入るとリラックスはできますが人との関りが無くなってしまうため、外に出ないとなかなか機会がありません・・・。
ひとりで行きたいけどずっと一人は寂しくなってしまいそう・・・。という方はホテル以外を選択するのをおすすめします!

私は、滞在先に【JL Residence】という、スリーマ地区にあるシェアアパートタイプの滞在先を選びました。

値段は、時期によって異なる可能性もありますが1カ月490€でした。(電気・水道・Wifi等全て込み)
たまにオーナーの方が来ていただき、共有部の清掃をして下さいました。

そこに行くまでは、滞在している人の国籍も、性別もわからず、情報は皆無でした。

実際、アパートに着いたらそこはヨーロピアンの男性だらけ。フランス人・ドイツ人・イタリア人、、、最初は驚いてしまいましたが、全く違う環境に、かなりワクワクしました!

もちろん英語はそんなに上手に話せないし、もともとコミュニケーション得意じゃないしで色々テンパリそうになりましたが、「楽しんだもん勝ちだ!」と思い、結果とても楽しかったです。

マルタの街並は全体が世界遺産に登録されていて、街中どこを歩いてもほんと~にきれいなんです!
普段、散歩なんてあんまりしない私でも、景色を見ながら気付けば2時間ほど散歩してたくらい。

スリーマという地区はマルタの島の中でも利便性が良いところで、ちょっと歩けば大きなスーパーやカフェ、レストランがあるのでおすすめ1ヶ月という長期滞在もしやすいですよ♪

【全無料】マルタへのひとり旅で準備しておくべきアプリ一覧★

WhatsApp

ヨーロッパ版LINE。使い方も簡単で、LINEの要領で使えます。
電話番号を登録しておく必要があるので日本でのダウンロードを忘れずに!

Messenger

WhatsAppの次に利用率が高い連絡ツール。これも同じくLINEの要領で使えます。

Maps.me

これはなんと電波やwi-fi環境が無くても使える地図アプリ!
しかしあらかじめその地域のマップ情報はダウンロードしておかないと使えないので事前にマルタの地図のダウンロードだけは忘れずに。

あると便利なものとしては、旅行の後も繋がっておきたい場合はフェイスブックやインスタなどのSNSを用意しておくのも良いでしょう。

持ち物に困る?なるべく身軽な方がよいですよ

さて、女性なら気になる持ち物。

私は、海外旅行用のスーツケースいっっぱいに荷物を詰めて出発してしまいました。

すると、何が起こるかわかりますか?

マルタに限らず、海外旅行へ行くと日本ではなかなか手に入らないようなものがたくさん・・・
女性の方は特に、お土産をたくさん買いたくなってしまいますよね。

私も、各地でお土産を買ったり、可愛いと思う服を買ってしまい、日本へ帰る頃には「スーツケースに荷物が入らない!」という事態に・・・。
仕方なく、もともと持っていた服や非常用の日本食を手放しました。

また、スーツケースに荷物は入っても、かなり量が増えたことでスーツケースが重くなってしまい、帰りの飛行機で大幅な重量オーバーなんてこともあるので気を付けましょう。

最初のスーツケースの量は行きの荷物の量は、スーツケースの半分~3分の2に収められるくらいがベストです。

英語って必要?

旅を楽しむためには、最低限のコミュニケーションが取れるくらいの英語力は必要です!

もしも、日本人の友人や、英語と日本語が話せる方と一緒に旅行をするのであればそこまで英語スキルは必要ないかもしれません。

しかし、今回の旅はひとり旅。なにか困ったことがあったりトラブルにあってしまった時に頼れるのは現地にいる周りの人。

そんなに心配しないでください!あまり英語を話したことが無い方でも、単語やジェスチャーを交えながらなら、伝えられる事は出来そうではないですか?

また、英語のスキルが全くないからと言って諦める必要は全くありません。
海外には、自国の言葉しか話せないけど世界を旅している人が5万ごまんといます。

まだ私がいろいろ海外を旅をして実感しているのは、日本人はボキャブラリーの知識が他国の人に比べて豊富だということ!な方なので、自信を持って下さい!

最近では本屋さんに旅行の英会話本などがたくさん売っているので、1冊お守り代わりに持っておくのも良いでしょう。

さあ、ここまで準備が出来たらいよいよマルタへ出発です!

かと思いきや、マルタへ入国するまでにトラブルが・・

「入国できない?!」

私はマルタへ行く際に、イギリスで乗換をしました。イギリスからマルタへ行く際に、飛行機に搭乗しようとしたところ、航空会社のスタッフに止められました!
そのスタッフの方は終始難しい表情で私のパスポートと航空券とにらめっこしていました。

それが続いて10分程、大丈夫かな・・。と思っていた私に、こう聞いてきました。
 

スタッフ「帰りのチケットは取っていないのかい?」
私 「はい。マルタからどこかの国へ行くつもりなのでまだ取ってません。」
スタッフ「そうなのか。(こいつ計画性無いな・・・。)」
 

そう、私は帰りヨーロッパの国を周遊する気だったので、マルタから別の国へ行くチケットはまだ取っていなかったのです。

たまに、帰りのチケットまたは第三国へ出国するチケットが無いと入国できない国もあったりしますが、マルタは特にそれが無かったので取っていませんでした。

「え?もしかして条約変わったの?せっかくここまで来たのにマルタに入国できないの~?」
と考えながら更に10分・・・。

スタッフの方が来てくれて、無事搭乗ゲートをくぐらしてくれました。
なぜ、私が引っかかったのかは謎ですが、とにかく無事にマルタに入れて良かったです。

マルタのひとり旅スタート!

さて、無事入国が出来たところで続いてはマルタについてご紹介します。

マルタについての詳細情報

ここで、簡単にマルタについて基本情報をご紹介します。

・正式名称 マルタ共和国
・公用語 マルタ語、英語
・人口 約43万4千人
・面積 316㎢
・宗教 カトリック
・電圧とプラグ 240ボルト、3つ穴タイプ
・移動手段 バス、タクシー

マルタの観光地についてご紹介!

先ほども少しご紹介しましたが、マルタは街並みがすべて世界遺産に登録されている、とても貴重な国の一つです。

【マルタのオススメ観光地①バレッタの図書館】

あまり日本人観光客の行かない穴場スポットです♪観光客である私たちは、ただ古い本棚をバックに写真を撮ることくらいしかできませんでしたが、本がたくさんある中で静寂したあの雰囲気は、今でも忘れられません。

とても古い本がズラリと並んでおり、まるでハリーポッターの映画に迷い込んだような世界が広がっています。本に興味のない方でも、きっと圧倒されるはず。 行く価値ありです!観光客でも入館可能ですがパスポートが必要なので注意してくださいね!

18世紀に建てられた、歴史ある古い図書館。起源はもっと昔16世紀にも及ぶそうですよ!日本ではなかなか見ることができない重厚感あふれる光景に、マルタ旅行ならではの非日常を味わえました♪中に入るととっても静かで、調べものをしている人や本を読んでいる人が多く、観光客と見られる人はあまりいませんでした。

ちなみにこの図書館は、マルタの首都ヴァレッタの中心部に位置する、リパブリック広場というところに位置しています。図書館前には、オープンテラスのカフェが広がっています。お茶をしている優雅な雰囲気に、「ヨーロッパに来たな~♡」と感じられますよ!

【マルタのオススメ観光地②カラフルなドアと出窓が広がる街並み】

とにかくドアと出窓がどれも可愛くて可愛くて・・・。写真をたくさん撮りました。

建物はとても古くて伝統的なのにも関わらず、ドアと出窓だけはカラフルに彩られています。
このカラフルな色は何年かに一度塗り直しをしているようです。

また、ドアの見学をする際は、同じような街並みが続くので、景色に見とれすぎて迷子にならないようにだけ、気を付けて下さいね☆

【マルタのオススメ観光地③イムディーナの街並】

首都ヴァレッタからバスで1時間。城壁に囲まれ細い路地が多いのが特徴。

教会や広場、路地に連なるレストランやカフェなど、まるで映画の世界に迷い込んだような街並みが素晴らしいです。

イムディーナは、今の首都ヴァレッタが築かれる前の首都。首都の移動に伴い人が少なくなったこの町は、サイレントシティ(静寂の街)と呼ばれるようになったそうです。実際にこの街並の中にも人は住んでいるのですが、生活感がほとんど感じられません。住民は約300人で、とても小さな小さな街です。

観光客でにぎわっているかと思いきや、一本道を別のところへ入るととっても静か。その名の通り「静寂」が広がります。
マルタの中でも有名な観光地になってはいますがヴァレッタみたいに人がたくさんいる事はないので、比較的ゆっくりして見学ができます。

また、イムディーナには有名なお土産があります。それが「イムディーナガラス」

とてもきれいなガラスで、様々な商品があります。
お店の中もたくさんの光を取り込んでいる仕組みになっていて、ガラスが透き通って見えます。

結局、マルタの街並はどこもとっても綺麗!

マルタは海に囲まれているため、少し歩けば海があります。
またその海が嘘のようにきれいなんです!


日本とは180°違う景色を思う存分楽しんでくださいね!

マルタのオススメの食べ物!

マルタの食事は主にイタリアの影響を受けており、パスタやピザのお店がたくさんあります。
他にも、伝統的な料理でいうとウサギの肉を使った料理や、島国という事もありシーフードが有名です。

その中でも、私が一番感動したのはスイーツです!


マルタの首都、バレッタには美味しいケーキ、ジェラートのお店がたくさん並んでいます!
古くから続く歴史あるカフェもとにかくたくさんあり、1カ月滞在した私でも到底回りきる事は出来ませんでした。(泣)
お店によって色んな種類のケーキやドリンクがあったりして、それぞれのお店の味を楽しむ事が出来ます♪

オススメの食べ物① ローズジェラート

特に私はジェラートが好きで、マルタのジェラートというジェラートを食べ尽くしたのではないかと思います。(笑)

その中でもオススメなのがローズジェラート。フランス・パリ発の『Amorino(アモリーノ)』は、無添加のイタリアンジェラートをオシャレに気軽に食べられるお店として有名です♡バラの花びらのように盛り付けてあるジェラートはきっとあなたもインスタなどで見たことがあるはず!


Amorinoの店舗はマルタの首都ヴァレッタににもあり、ジェラートのお店がたくさんあるヴァレッタの中でもひときわ有名なお店です。2019年7月9日にスリーマ地区にも新店舗がオープンしたようですよ!!場所はZARAの道向かいの広場の一角だそう。(ちなみに、その新店舗の横にも違うジェラート屋さんがあるようで、そちらも美味しいとの情報!)

なんと全種類のジェラートを一つのコーンに入れる事も可能なんです。

オススメの食べ物② シナボン

スイーツの2つ目のオススメは、CINNABON(シナボン)!

シナボンというのはお店の名前で、その名の通りシナモンロールを販売している世界的に有名なチェーン店です。シナモンロールはもちろん美味しいのですが店内の内装もとっても可愛く、いるだけで楽しめます!

こちらはなんと日本にもチェーン店があるようです!
まだ日本に帰って来てからは食べた事はないのですが(マルタと日本の違いをお伝えする事が出来ずすみません・・・)機会があったらぜひ再会したいスイーツです!
このシナボン、私が住んでいたスリーマから歩いて10分程で行けるので、女の子の友達とよく行っていました。
やはり、海外でも日本でも、女性は甘い物が好きなんだと思いました。

色んな国籍の方と友達になれました!

宿泊していた場所がホテルではなくシェアアパートだったこともあり、友達がたくさんできました。
今まで話したことも無い国の方、(イタリア・フランス・ロシア・アラブ・チェコ・ドイツ等)と友達になることが出来ました。

ヨーロッパの国々では、アジア人はまだ少し珍しいような気がします。しかし、そこは特に気にせず、自分から笑顔で話しかけることで簡単に友達はできます。
どんな場所でも「笑顔で挨拶、その後少しでも話してみる!」これを実践することによってコミュニケーションははじまります!

また、余談になりますが私が多国籍の友達と出会って気付いたことがあります。

ある日、友達と一緒にヴァレッタに観光に行った時のこと。みんな素敵な景色を見ては「Hey,Can you take a picture for me??(私の写真を撮ってくれる?)」と何度も言われました。
日本人も、もちろん観光地に行ったら写真を撮って!と言いますが、私のマルタで出会った友達は写真を撮る頻度が異常に多かったです(笑)。その他にも、とにかく可愛いと思ったお店にはすぐ入ってウィンドーショッピングをしたり、カフェに入ったらずっとおしゃべりしたり!

・ショッピング
・写真を撮る
・おしゃべりをする

この3つは、どこの国籍の女性も共通なんだな~と実感しました。
色んな国の方がいますが、感性や興味感じる事などの根本は一緒なことも多いんだなぁと改めて実感しました。ぜひ皆さんも国籍関係なく、友達をつくってみて下さいね♪

充実★1日のスケジュール

ある日の一日のスケジュールをご紹介します。
8:00 起床、身支度
9:00 出発
9:30 友人と合流、バスに乗ってビーチへ
11:30 ビーチ到着、持参したサンドウィッチで昼食
15:00 帰路へ
17:00 レジデンスに到着
ハウスメイトとリビングで話したり、お酒を飲んだり
19:00 ハウスメイトと近くのレストランへ行き外食
21:00 帰宅、就寝

なるべく、外に出るように心がけていました。また、せっかく海外にいるんだから!と思い、人との交流も積極的にしていました。
たまに、遊び疲れて午前中はずっと寝ていたりもしていましたが、外に出るとどこも景色がきれいなのでやっぱり外に出たくなりましたね。

「I don’t want to go back..まだ帰りたくない・・」25歳、海辺でドイツ人の友達と泣きました

さて、楽しかった1ヶ月のマルタ旅もいよいよ終盤。明日、飛行機に乗ってとうとうマルタともお別れ。
マルタは小さな小さな島国。小さな島国だからこそ、隅々まで見ることができたし、同じ道を何度も歩いたし、行きつけのお店もできたし・・・街のあらゆるところに愛着が湧いてきた頃の別れでした。
この街で出会った人や出来事は、一生忘れることができない思い出だと強く感じました。
今までも色んな国へ行きましたが、こんなに別れるのがつらかった国は初めてでした。

絶対に、また数年後でも、数十年後でも、いつか戻ってきたい。そして次は、自分の大切な人に次はマルタを好きになってほしい。
そう思わせてくれたのは、マルタで出会った人達のおかげであり、何より一人で行った旅行だったという点が大きかったんだと思いました。

これは余談ですが、旅の終わりにセンチメンタルになるのは、日本人が多いのかもしれません。
私と一緒にいたドイツ人の友達は、まったく泣いてなかったし、帰り際もあっさり「Bye!」って感じで、最後は振り向くこともありませんでした。
別れを惜しむというよりは、笑顔でハグして別れるという方が一般的な感じがします。
なお、ハグをするのは一般的にはフランスやイタリアの方が多く、ドイツの方は人によって挨拶の仕方も少し違うので、お互いの距離感によって変える方たほうがよいでしょう。

【感動の再開】初めて出来たイタリア人の友達の元へ!

なんと、この旅には続きがありました。
「せっかく、高い航空券払ってヨーロッパへ行ったんだから、他の国へも行かなきゃ!」と、貧乏性精神を発揮した私。
実は、マルタからの帰りの航空券を取ろうと思った際に思いとどまり、帰りはとりあえずスペインにしちゃえ~♪と思ってスペイン-成田間の航空券を取っていました。(笑)
マルタからどこに行くかも特に決めてはおらず、まあ最後はスペインにたどり着けば大丈夫でしょう!という想いを持ってマルタへ行っていたのです。

そして、マルタを出国した私は、まずはイギリスのロンドンへ行きます。

私が宿泊していたシェアアパートのルームメイトがイギリス人の女の子だったので、マルタ滞在中に仲良くなり、最後は「イギリスへ行くね!」と約束をして別れていました。
彼女は私より一足先に帰国しており、私が後を追っかけるような形でイギリスへ行くことになったのです。
その後、ドイツ・ベルギー・スペインでもそれぞれマルタで出会った友人と感動の再会を果たせ、大きなトラブルもなく日本へ帰国しました。
マルタでできた友達は、今でもたまに連絡を取りあったりもする、大事な友達です。

旅を終えて思うこと

楽しかったマルタでの旅を終えて、色々と振り返ってみました。私は1か月という長期で旅行をする事が出来て、ゆっくり時間をかけて色々なところへ行くことが出来ました。

最初に述べた私がマルタに行こうと決めた3つの理由について、振り返ってみたいと思います。

マルタで友人を作りたかったから

これは、達成出来ました!マルタはヨーロッパの小さなリゾート地。そこは色々な国籍の方々が集まる島国。出会う人皆の国籍がバラバラで、日本にいると味わえない経験が出来ます。

自分の英語力を上達させたかったため

英語はとっても上達しました。単純に日本人が少なく、強制的に英語しか話せない環境に居られた事が大きいです。

ひとりの力を試してみたかったから

これも大いに達成出来ました。もちろん、友達に助けられた部分も大きいですが、自分は人の手助けも必要なんだと発見出来ました。そこも一つの新しい発見だと思っています。

マルタはゆったり出来るリゾート地なので1週間と言わず最低でも2週間ほど、滞在する事をおすすめします♪
マルタでの最高の思い出を作れるように、ぜひ最後にお読みください!

これからマルタへ行くあなたへ伝えたい事

① 少しの勇気をもって。マルタへ行きたい!と思った時に行くべき
「マルタへ行きたい!」と思った時こそ行きどきです!
② マルタを楽しむのは自分次第
日本人はほとんどいません!周りを気にせずひとり旅を楽しみましょう!
③ 色々な文化の違いを楽しもう
マルタの文化はゆったりしています。マルタの流れを楽しみましょう。
④ 歴史を事前に知っておきましょう
マルタは世界有数の城塞都市。たくさんの国に侵略された「抵抗の歴史」もマルタならでは。

これだけマスターしておけば、きっとあなたのマルタ旅行は素敵な思い出になるでしょう!

【次はどこへ行こうかな・・・?】続くひとり旅

こうして、初のひとり旅を自分史上最高の旅にできたと、大満足だった私。
実は既に次の旅行先も実は視野に入れています!

色々と候補はありますが、今一番行ってみたいのはベトナム!
理由は、
安くて気軽に行けて、食べ物がおいしくて、人が優しいから!

皆さん、知っていますか?ベトナム人って、めちゃくちゃ優しいんですよ。
アジアの国で優しくて幸せそうな国って、よくタイを想像される方が多いと思うのですが、ベトナムの方もめちゃくちゃ親切です。
ベトナムの方は家族をとても大切にしていて、その愛は家族だけではなく友人や知人、ましてや私たちのような日本人観光客にも優しくしてくれるのです。

まだまだ発展途上国ではありますがリゾート開発が非常に進んでおり、観光の人気は右肩上がりの一方だそうです。

やはり、旅行に行くならゆったりとした気持ちと、非日常を味わいたいですからね~。
そして、なにより旅行に行くことによりマルタの時のように人との出会いがありますからね!

次行くときも、一人で!(笑)ベトナムに挑戦しようと思います♪

最後までご覧いただき本当にありがとうございました!
この記事を読んでひとりでマルタへ行った!という方が一人でも増えればとっても嬉しいです!