日本一高い山として有名な富士山。その美しさと取り巻く歴史の深さから、2013年には「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」として、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
その富士山を取り巻く美しい自然のひとつに、「富士五湖」と呼ばれる湖があります。
富士五湖とは、「本栖湖」「精進湖」「西湖」「河口湖」「山中湖」の5つの湖を指します。富士山を半円状に取り巻くこれらの湖は、その自然と湖自体の美しさだけでなく、そこから見る富士山の美しさから、昔から富士山観光の人々に愛されてきた湖です。
他のどこにもない自然と景観の魅力、そして現代風のおしゃれやトレンドを併せ持ち、幅広い世代から愛され続ける河口湖。
今回は、そんな河口湖の魅力とおすすめスポットを紹介します。富士山を訪れる際には、ぜひ合わせて堪能してみてください。
1. 河口湖ってどこにあるの?
画像出典元:http://www.town.fujikawaguchiko.lg.jp/ka/info.php?if_id=738&ka_id=&mn=1
山梨県のやや南寄りの中央、富士山の北麓に、河口湖はあります。
富士五湖の中では東から2番目に位置しますが、富士山のほぼ真北にあると言っていいでしょう。
その面積は5.6㎢と、富士五湖の中では山中湖に次いで2番目の大きさを誇ります。一周は約20km。近くにはJR富士急行線の河口湖駅がある他、中央自動車道・河口湖ICもあり、アクセスは抜群です。都内からの場合、高速バスを使用すれば約2時間で到着することができます。
都心からバスですぐであるにも関わらず、河口湖周辺には、他では決して見ることのできない景色や自然の他、ここにしかないお店やグルメも充実しています。
日帰りや一泊旅行で、気軽に非日常感・旅感を得ることができる、とっても魅力的な行き先と言えるでしょう。
2. 河口湖が人気の理由
どこよりも美しく富士山を望むことができる、富士五湖。昔から人気の衰えない、定番の観光地のひとつです。
中でも、河口湖の注目度は抜群。TripAdvisorが作成した「外国人に人気の観光スポットランキング 2017」では全国のスポット中28位という好成績、同サイト上のユーザー評価では5点満点中4.5点という、とても高い結果を得ています。
そんな、内外に人気の河口湖ですが、その魅力はどこにあるのでしょうか。
2-1. 四季の変化が楽しめる
河口湖、そして富士山周辺の地域の最大の魅力はその自然の美しさです。河口湖周辺には、その美しい自然を存分に感じられるスポットがたくさんあります。
しかも、四季折々違った表情を見せてくれるため、リピート必至です。
♡春の河口湖
春の河口湖の魅力はなんといっても桜。富士山の名を冠した「富士桜」が満開になると、湖畔周辺では富士桜まつりが行われます。薄紅の小さな花が可憐に咲く様は、まさに日本の奥ゆかしい美しさを感じることができます。
また、春は桜まつりの他にも、地域ならではのお祭りが盛りだくさん。流鏑馬の披露などもあり、この時期にしか見られない魅力満載です。
♡夏の河口湖
富士五湖で行われる花火大会は、富士山周辺地域の夏の風物詩。中でも、河口湖で行われる河口湖湖上祭は、富士五湖最大の花火大会です。大型打ち上げ花火の他、ミュージカル花火など、ユニークで魅力的な花火がたくさん打ち上げられます。
夏の自然を楽しむなら、天上山のあじさいがおすすめです。河口湖畔からロープウェイで山頂に降りれば、そこはあじさいの楽園。約10万株ものあじさいが迎えてくれます。どこまでも続くあじさいの花畑と、富士山のコントラストがとても美しく、この時期だけの景色を堪能することができます。
♡秋の河口湖
河口湖畔が最も美しく彩られるのは、なんと言っても秋。河口湖畔には、約400~500本ものモミジの木があり、秋になれば一斉に紅葉します。その美しい景色が河口湖に映り、他のどこでも見ることのできない幻想的な美しさを生み出しています。日没後には紅葉のライトアップも行われ、日中とはまた違った表情を見せてくれます。
♡冬の河口湖
最も美しい富士山を楽しもうと思ったら、冬の河口湖は外せません。雪化粧をまとった湖畔と、冠雪した美しい富士山。同じく富士五湖のひとつである西湖まで足を延ばせば、樹氷を楽しむこともできます。
また、冬の河口湖では、例年冬花火が行われます。花火といえば夏のイメージですが、実は冬の方が空気が澄み、とってもきれいに見えます。この時期にしか見られない、きりっと鮮やかな花火を堪能した後は、近くの温泉で冷えた体を癒すのもいいかも。
2-2. 都内からのアクセスもよく、日帰り旅行も可能な身近さ
日本一の山として有名な富士山ですが、実はそのアクセスも魅力のひとつ。
前項で紹介したとおり、都内からであればバスで2時間半という絶好のロケーション。電車の場合は、JR中央本線と富士急行線を利用します。
例えば、東京駅発のバスの場合、始発は6時台、帰りの最終は19時台までありますから、日帰りでも充分可能。電車を使えば21時台までありますから、夜のイベントやディナーまでしっかり楽しんで帰ることもできます。
もちろん、宿泊施設も完備。富士山を望む露天風呂や、地産地消の食事など、河口湖ならではの魅力満載のお宿もあり、一泊旅行にもおすすめです。
都心からこんなに至近でありながら、都心では絶対に味わえない、国内屈指の美しい風景と文化を楽しむことができる河口湖。内外問わず人気があるのも頷けます。
2-3. 見て、食べて、体感できる。五感が喜ぶスポットが満載!
河口湖の魅力は、その自然と景観だけではありません。
例えば、食。山梨県の地産食材を使ったレストランや、展望レストランなど、ここでしか楽しめない特徴的なお店がたくさんあります。また、河口湖周辺には、そこにしかない展示が見られる博物館や、河口湖の歴史や文化が学べる施設もあります。せっかく訪れた街ですから、その文化も含めてぐんぐん吸収して帰るのも旅の楽しみのひとつですよね。
これだけ魅力満載の河口湖。一日中五感と頭をフル活用で楽しむことができます。そんな盛沢山な一日の終わりには、温泉もおすすめ。富士山を望む露天風呂がある施設もあり、心も体もこれ以上ないほどリラックスできる、贅沢な時間を味わえます。
もちろん、訪れる観光客のニーズに合わせて、その見所はどんどん拡大中。のんびりと街を歩きながら、自分だけの魅力を見つける時間もおすすめです。
3. 河口湖にきたらこれは絶対!おすすめスポット&グルメ
これだけ魅力満載の河口湖ですから、初めて訪れるときにはどこに行っていいのか迷ってしまいますよね。限られた旅の時間、行き先を決めかねている時間はとってももったいないですし、かといってよくわからないまま回ってしまって、本当に魅力的なスポットを漏らしてしまうのも避けたいところ。
そこで、今回は河口湖初心者さんにおすすめ。絶対に外してほしくないおすすめスポットだけを集めてみました。
これだけ回れば、河口湖の魅力をめいいっぱい楽しむことができるスポットです。ぜひ、旅のルートづくりの参考にしてみてください。
3-1. 富士山パノラマロープウェイ
画像出典元:https://www.fujiyama-navi.jp/entries/kQL7y
富士山と河口湖周辺の自然を最も堪能できるのが、富士山パノラマロープウェイです。
河口湖畔から、天上山に向かって登っていくロープウェイは、湖と富士山、そして足元に広がる森林風景を一度に楽しむことができる、とっても魅力的なスポットです。
上った先には河口湖周辺の景色を一望できる展望台の他、神社やお土産物屋さん、ちょっとした軽食を楽しめる茶屋など、楽しいスポットが待っています。この天上山は昔話「カチカチ山」の舞台ともいわれており、お話にちなんだうさぎやたぬきの展示などもそこかしこにあり、とてもかわいく微笑ましい雰囲気を作っています。
また、富士山パノラマロープウェイの魅力を最大に楽しむことができるのは、なんと言っても下り。
天上山から河口湖畔のロープウェイ乗り場に向かって降りていく景色は、まるで湖に入っていくような錯覚を覚えるほど。眼下に天上山の緑あるいは紅葉の赤と、河口湖の澄んだ水面、そして富士山を一望できる、これ以上ないフォトジェニックな時間を過ごすことができます。
まるで河口湖の魅力すべてを一枚に集めたかのような景色をこの目で見たければ、富士山パノラマロープウェイは外せません。
住所:〒401-0303 山梨県南都留郡富士河口湖町浅川1163-1TEL:0555-72-0363
営業時間:9:00-17:00(下り最終17:20)※冬期は要確認
公式サイト:https://www.mtfujiropeway.jp/
3-2. 河口湖遊覧船
画像出典元:https://www.upon.co.jp/fujiq/mycar/ss_ss02.html
せっかくの湖ですから、湖畔だけでなく、湖の上からの景色も充分堪能したいところです。
河口湖には、遊覧船があります。フランス語で「日当たり良好!」という意味の名前を付けられた「アンソレイユ号」は、5月頃~7月頃の毎日運航中。残念ながら秋~冬はお休みですので、乗りたい方は訪れる時期に注意してください。
1階にはソファーや机が備え付けられた室内席と、バリアフリーの屋外席、2階には360度の絶景を楽しむことができるデッキ席があります。
天気の良い日には、河口湖周辺の景色にぐるっと囲まれてのクルーズが可能です。また、湖面に富士山が映る、「逆さ富士」を楽しむなら、邪魔するものが何もない、遊覧船から見るのが断然おすすめです。
遊覧船で湖上の景色を楽しんだ後は、遠目に見えた景色を実際に楽しみに行くのもおすすめ。河口湖は一周約20kmと歩くにはやや距離がありますが、自転車なら景色を楽しみながらぐるっと回ることができます。
レンタサイクルのサービスもありますから、湖上と湖畔の両方から、湖と湖に映える富士山を楽しむことができます。
公式サイト:http://www.fujigokokisen.jp/3-3. 河口湖オルゴールの森
画像出典元:https://kawaguchikomusicforest.jp/
河口湖の魅力は自然だけではありません。河口湖オルゴールの森では、ここでしか目にすることができない、ユニークな展示がたくさん。200~300年前の西洋で実際に愛されていた自動人形「オートマタ」や、タイタニック号に乗せるため作られた自動演奏楽器など、他では見られないここだけの展示が魅力。自動演奏楽器とオペラのコラボレーションコンサートを楽しむこともできます。
また、施設内には博物館だけでなく、からくり人形の指揮による噴水ショーが楽しめる公園や、世界最大級のオルガン演奏が楽しめるオルガンホール、とってもフォトジェニックなガーデンがあり、一日中でも楽しめるほどの規模。
施設内のショップでは、ここでしか買うことができないお土産物屋富士山グッズを購入することができます。人気の富士山グッズの他、オルゴールの販売や本場のチョコレートショップなど、特徴的なショップが6つもあり、ショッピングだけでも充分に楽しめます。
また、オルゴール作りの体験を行うこともできます。世界で一つだけの、自分だけのオルゴールを持ち帰れば、何よりの旅の思い出作りとなること間違いなしです。
とってもオシャレな施設内ですから、美しい庭園を見ながらレストランやカフェで食事をするのもおすすめ。施設内のレストランでは、気軽に本格的なフレンチのランチコースを楽しむことができます。パリの街角にありそうなカフェも、オシャレかつかわいく、とてもおすすめです。
住所:〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口3077-20TEL:0555-20-4111
営業時間:9:30~17:30(最終入館17:00) ※季節により変動
公式サイト:https://kawaguchikomusicforest.jp/
3-4. 赤富士ワインセラー
画像出典元:https://stvillage.com/akafuji-wain-sera/
「ワインをもっと多くの方に楽しんでいただきたい」というコンセプトの下、山梨県内のワイナリーが集まって作ったのが、この赤富士ワイナリーです。
施設内のワイナリーでは、県内全域から集められた、なんと130種類ものワインを比べ、購入することができます。もちろん、ワインの試飲も可能。ドライバーなどで飲酒できない人には、ワインになる前のブドウジュースの試飲も可能。市販のブドウジュースとは一味違った奥深い味わいを楽しむことができます。
施設内には、ワインの歴史を学ぶことができる博物館も併設。実際に使用されていたワイン製造器具を見学し、五感でワイン作りを感じることができます。
ちょっと珍しい体験としては、ワイングラスの彫刻体験もおすすめ。特殊な器具を使って、ワイングラスにイラストや文字を彫り込むことが可能です。イラストや文字はテンプレートもありますから、初めてでも安心して体験することができます。
試飲して選んだお気に入りの1本を、自分で彫刻したワイングラスで楽しむことができるなんて、他ではなかなか体験できない、とっても特別な体験ですね。
住所:〒401-0301 山梨県南都留郡富士河口湖町船津2020-1TEL:0555-20-9222
営業時間:9:00~18:00(最終入店17:30)
定休日:年中無休
公式サイト:https://akafuji-wine.com/
3-5. 笛吹川フルーツ公園
画像出典元:https://jp.zekkeijapan.com/spot/index/1175/
とっても広大な敷地内に、アスレチックや庭園、くだもの工房、花の広場、ドッグランや野外ステージの他、なんと温泉や宿泊施設まで入っている、一日でも一泊でも楽しむことができる、大型施設が、笛吹川フルーツ公園です。
子どもが大好きなウォーターガーデンやアクアアスレチックなどもあり、夏には家族みんなで楽しむことができます。
施設内のレストランは河口湖周辺の景色を一望できる展望レストランだけでなく、なんと、富士山の溶岩プレートを利用したBBQが楽しめるレストランなど、個性的なレストランが4つも入っており、どこで食事するか、目移りしてしまうほど。
公園での時間を満喫した後には、温泉や足湯でリラックス。富士山を眼前に臨むことができる露天風呂があるのも、河口湖エリアならではの嬉しい魅力。雄大な富士山を目の前に、大きくて気持ちの良い露天風呂なんて、思わず「日本人でよかった!」と言ってしまうこと請け合いです。
住所:〒405-0043 山梨県山梨市江曽原1488TEL:0553-23-4101
営業時間:9:00~17:00
公式サイト:https://fuefukigawafp.co.jp/
3-6. ワカサギ釣り(北岸マリーナ&わかさぎ釣りドーム船 浅間丸)
画像出典元:https://www.odekakebu.com/entry/wakasagi
実は、河口湖ではワカサギ釣りも有名なアトラクションのひとつなんです。
ドーム状のテントがついた船に乗り込み、河口湖上のワカサギスポットへ出発!船の足元が開くようになっており、その穴から釣り糸を垂らしてワカサギを釣ります。
乗っている船の足元を開けるともう湖面なんて、ちょっとどきどきしちゃいますよね。仕掛けやえさなど、必要なものがすべてセットになったレンタルもありますから、釣り初心者でも問題なし。
ワカサギ釣りのシーズンは10月から4月くらいとのこと。毎年9月の半ばに試釣を行い、運行スケジュールを決めるということですから、体験してみたい方は、9月後半頃以降に問い合わせて、予約するのをおすすめします。
公式サイト:https://fuefukigawafp.co.jp/4. 河口湖の旅をみんなにシェア!映える『山梨グルメ』
旅行の大きな楽しみのひとつは、もちろんおいしい食事ですよね。しかも、せっかく食べるならSNSにシェアして、旅の気分をみんなに自慢したいところ。
山梨らしくておいしいのはもちろん、SNS映えする、イマドキ女子にとってもおすすめのグルメは押さえておきたいですよね。
河口湖周辺には魅力的なグルメが盛沢山ですが、中でも厳選して、ぜひ食べてほしいメニューを5つ紹介します。
4-1. Lake Side Cafe Ku の『ストロベリーフローズンスムージー』(630円)
Lake Side Café Kuの魅力は、なんと言ってもその眺望です。河口湖のすぐほとりにあるカフェだから、窓からの景色は一面河口湖。レイクビューの店内で、山梨県の地産食材を使った食事を楽しむことができます。
中でもおすすめは、山梨県産のフルーツを使ったフローズンスムージー。着色料を一切使っていない優しい色合いのスムージーと、晴れた日の河口湖をバックに写真をとれば、もうイイネが止まりません。
他にも、コーヒーはもちろん、軽食やケーキも注文できますよ。
住所:〒401-0301 山梨県南都留郡富士河口湖町船津4014−5TEL:0555-25-6210
営業時間:9:00~19:00
定休日:火曜日
公式サイト:http://cafe-ku.jp/
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4-2. 展望・星屑レストラン ガイアの『夏のディナーセット』(1,980円)
展望・星屑レストラン ガイアは、前項で紹介した笛吹川フルーツ公園内にあります。
河口湖や富士山を眺めながら食事をすることができるのはもちろんですが、今回ぜひおすすめしたいのは、夜景を見ながらの展望ディナー。
実は、河口湖周辺の夜景は、「新日本三大夜景」に選出されているんです。しかも、街の明かりがギラギラしていないから、星空と夜景を一緒に楽しむことができるのが何よりの魅力。
ディナーセットは季節ごとの食材を活かしたシーズナルメニュー。色とりどりの野菜や食材がとても美しく盛り付けられており、食事もとてもフォトジェニックです。
今しか食べられないメニューと、ここでしか見られない夜景。これ以上に映える食事はなかなかないのではないでしょうか。
住所:〒405-0043 山梨県山梨市江曽原1488 山梨県笛吹川フルーツ公園 くだもの工房3階TEL:0553-39-8379
営業時間:11:00-22:00(21:30 L.O.)
定休日:年中無休
公式サイト:http://www.gaia-fruits.net/
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4-3. ホップスアンドハーブズの『アウトサイダービールALL6』(1,200円)
ビール党の方にぜひおすすめしたいのが、ホップスアンドハーブズのアウトサイダービール。
ホップスアンドハーブズは、地ビール工房に併設されたビアレストラン。ここでは、オリジナルのクラフトビールと、ビールに合うおつまみや食事を楽しむことができます。
クラフトビールは併設の工房で作られていますから、完全オリジナルかつ作り立ての味わい。正真正銘、このお店でしか味わうことのできないものです。定番ビール6種類は、少しずつ飲み比べできるセットが人気です。ALL6を楽しんだ後、お気に入りのビールをもう一度楽しむのもいいですね。
定番の他、季節限定のクラフトビールがあることもあります。あれもこれも…と楽しんでいるうちに、ついつい飲みすぎちゃいそうですね。
住所:〒400-0032 山梨県甲府市中央1-1-5TEL:055-225-2012
営業時間:[月・水~金] 17:00~24:00 [土・日・祝日] 12:00~24:00
定休日:火曜日
公式サイト:https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190101/19006355/
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4-4. 甲州ほうとう小作の『かぼちゃほうとう』(1,150円)
山梨県を訪れたら、ほうとうを食べずして帰ることはできません。
ほうとうとは、平たいうどんのような麺を、土鍋でたくさんの具と一緒に煮込んで食べる、山梨県の郷土料理です。味噌ベースのスープに色とりどりの野菜がたくさん入っており、一人前食べるととっても満腹になります。
県内にはほうとうを食べられる食事処はたくさんありますが、中でもおすすめが、「甲州ほうとう小作」です。小作は、地元山梨の方々も通う、正真正銘本場の味。週末や夕食時には、県内のお客さんでいっぱいになるほどです。
中でも人気なのは、甲州小作の代名詞ともいうべき看板メニュー、かぼちゃほうとうです。味噌の塩味にかぼちゃの甘みがとてもよく合い、くせになる味です。
山梨県民のソウルフード、ほうとう。ぜひ老舗の味を堪能してください。
TEL:055-233-8500
営業時間:月~土 11:00~22:00 日 11:00~21:00 *連休は最終日21:00閉店
公式サイト:http://www.kosaku.co.jp/
4-5. 奥藤本店の『鳥もつ煮』(680円)
山梨県の名物料理から、もう一品。鳥もつ煮を紹介します。
甲州地方の名物である鳥もつ煮は、新鮮な鳥のレバー、砂肝、ハツ、キンカン(生まれる前の卵)などを、砂糖とお醤油の甘辛いタレでぐつぐつ煮込んだもの。
とろとろになるなで煮詰められた甘辛いタレのおかげで、ごはんにも、お酒のおともにも最適の、万能な一皿です。もつの臭みも不思議と気にならず、苦手な方でも楽しめると思います。
奥藤本店では、名物の鳥もつ煮の他、自慢のお蕎麦や馬刺し、生芋こんにゃくの刺身など、甲州ならではのグルメを堪能することができます。
机の上いっぱいに並べられたご当地メニューの写真をアップすれば、友達みんな、山梨に行きたくなっちゃうかもしれませんね。
TEL:055-222-0910
営業時間:11:30-14:30 / 17:00-20:30
定休日:水曜日
公式サイト:http://okutou.com/index.html
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5. まとめ
東京から約2時間半で行ける、近場のリゾート、河口湖の情報を紹介しました。
日本一の霊峰である富士山と、その周りの雄大な自然、そして湖の美しさを楽しむことができる、これ以上ない絶好のロケーションは、自然に癒されたくなった時にはうってつけです。
自然の美しさに加え、グルメやショッピング、体験と、旅を彩る魅力が満載の河口湖。週末2日間、もしくは日帰りでも充分楽しむことができる河口湖。ぜひ、次の小旅行の行き先にいかがですか。