平成最後・・・天皇退位のニュースに日本中が注目しましたね。
退位に際して、天皇・皇后両陛下が訪れた伊勢神宮には、お二人の長きにわたるご公務への労いに、多くの方が伊勢神宮に訪れました。
決して派手ではないですが、静けさの中に感じる厳かな雰囲気に、両陛下だけではなく伊勢神宮にも注目が集まりました。
一方で、『伊勢ってどこにあるんだろう?』『伊勢神宮ってどんなところなの?』
そんな疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
今回は伊勢神宮だけじゃない、伊勢の人気観光スポットと伊勢の土地が育んだご当地グルメをご紹介します。
1. 伊勢って何県にあるの?
画像出典元:http://ise-shima.or.jp/map/index.html
伊勢(伊勢市)は三重県の南東部にある地域です。
北部は伊勢湾に面していますが、南部はゆるやかな丘陵地帯となっており、海と山の両方の恵みを享受できる恵まれたエリアです。
年間平均気温約15度と温和な気候風土に恵まれた、過ごしやすい土地でもあります。
伊勢市は伊勢神宮の鳥居前町として発展してきており、「神都」という異名を持ちます。
江戸時代以降、伊勢神宮をお参りする「お伊勢参り」が盛んになり、現在に至るまで多数の観光客が訪れています。
伊勢市がある三重県は奈良県、滋賀県、和歌山県、愛知県、岐阜県、京都府の1府5県と隣り合わせており、地域区分としては東海地方に含まれます。
ですが文化圏としては関西圏の影響が強く、方言も関西独特のアクセントやなまりが見られます。
2. 伊勢へのアクセス
画像出典元:https://tripnote.jp/ise/place-jr-iseshi-station
東京から伊勢へのアクセス方法は、新幹線と電車、もしくは夜行バスのどちらかが現実的な手段です。
飛行機や車で行くという方法もできなくはないですが、時間や費用面で無駄が多いのであまりおすすめしません。
ちなみに伊勢神宮外宮の最寄り駅は伊勢市駅です。(JR、近鉄ともに伊勢市駅)
後述しますが、伊勢神宮には外宮(げくう)と内宮(ないくう)の2つの宮がありますが、外宮から参拝するのが正式とされています。
(といってもおかげ横丁などのにぎやかなエリアが内宮にあるため、内宮だけを観光して帰ってしまう人も多いのですが…)
せっかく伊勢まで行くのなら外宮も内宮も参拝してほしいところ。
外宮から内宮はバスでつながれており、15分ほどで移動することができます。
そのため今回は外宮がある伊勢市駅へのアクセスを紹介します。
2-1.新幹線と電車でのアクセス
東京から行くのであれば、新幹線を使う方法がおすすめ。
多少費用はかかりますが、所要時間が短く利便性も高いという魅力があります。
ただ伊勢神宮のある三重県には新幹線の路線が開通していないので、名古屋まで新幹線で行った後JRもしくは近鉄に乗り換えという形になります。
時間があるのなら名古屋で観光してから行くのもありかも。
料金はトータルで13,000~15,000円ほど、所要時間は片道3時間半ほどです。
新幹線を利用すれば伊勢神宮まで日帰り旅行も可能ですよ。
◆東京からのルート①JRを利用する方法
東京駅から名古屋駅までは新幹線を使いますが、名古屋駅から伊勢市まで行く方法にはJRと近鉄の2種類があります。
まずすべてJRで行く方法を紹介します。
区間 | 利用する電車 | 費用 | 所要時間 |
東京駅~名古屋駅 | 東海道新幹線のぞみ号(ひかり、こだまでも) | 約11,000円 | 約1時間40分 |
名古屋駅~伊勢市駅 | JR快速みえなど | 約2,000円 | 約1時間35分 |
JRで行くメリットは、「チケットが一括して購入できる」という点と、「乗り換えが簡単」という点です。
数百円ですがこちらの方がチケット代も安いので、迷ったらこちらの方法で行けばよいで
しょう。
(ただ指定席を選ぶと料金は割り増しされます)
ちなみに品川駅からでも同じアクセスで行くことができますが、本数が少し少なくなるので注意が必要です。
◆東京駅からのルート②近鉄を利用する方法
区間 | 利用する電車 | 費用 | 所要時間 |
東京駅~名古屋駅 | 東海道新幹線のぞみ号(ひかり、こだまでも) | 約11,000円 | 約1時間40分 |
名古屋駅~伊勢市駅 | 近鉄特急 | 約2,800円 | 約1時間35分 |
近鉄で行くメリットは「本数が多いので時間に無駄ができにくい」という点です。
ただ特急利用となるため少し費用が高くなる点と、乗り換えでホームを移動する必要があるという点はデメリットと言えるでしょう。
乗り換えのタイミングでも良し悪しは決まるので、スケジュールに合わせて選び分けるのがおすすめです。
余談ですが名古屋からだと近鉄特急を利用する人が多い印象です。(筆者は過去名古屋在住でした)
時間のタイミングが合うという点に魅力を感じている人が多いのかもしれませんね。
2-2.夜行バスでのアクセス
費用を節約したい、時間の無駄なく移動したいという人には夜行バスがおすすめです。
東京からの場合、片道約9時間かかりますが、夜行バスだと寝ている間に移動できるので時間が無駄になりません。
伊勢市もしくは隣接する宇治山田駅まで直行してくれるので、乗り換えなしなのも大きな魅力。
夜行バスは値段の安さも魅力です。
年末年始などは混みあうので10,000円近くになることもありますが、平均では5,000円ほど。
乗り心地を気にしなければ3,000~4,000円という便もあります。
デメリットはしっかり寝られない可能性がある、車酔いをする人には向いていないなどでしょうか。
体力に自信があり、車酔いがひどくない人にはおすすめです。
東京周辺では、
・東京駅鍛冶橋駐車場
・バスタ新宿
・池袋駅
・立川駅
などが主要な乗り場です。
横浜駅や大宮駅から乗ることもできますよ。
3. 伊勢のNo.1観光スポット『伊勢神宮』!知れば10倍楽しめる成り立ちや天皇家との関係とは?
伊勢神宮について詳しく知っておけば、現地に行ってからの楽しさも10倍!いや、100倍♡
伊勢神宮の成り立ちや天皇家との関係について知っておきましょう。
3-1. 伊勢神宮の成り立ち
伊勢神宮の正式名称は「神宮」です。
他の神宮と区別するために「伊勢神宮」と呼ばれています。
すべての神社には格付けがされているのですが、伊勢神宮はすべての神社の上に位置する神社とされているため、格付けの対象外とされています。
こう聞くと、想像以上にすごい神社だなって感じますよね。
なぜこんなにも別格扱いなのかというと、それは伊勢神宮の成り立ちに理由があります。
伊勢神宮が別格なのは、皇室の氏神である「天照大御神(あまてらすのおおみかみ)」を祀っているためです。
天照大御神は元々皇居に祀られていたのですが、疫病の流行をきっかけに皇居の外に鎮座されるようになり、理想的な鎮座地を探すようになりました。
いくつかの場所を転々とし、90年後ようやく理想の場所として辿り着いたのが現在の伊勢です。だいたい3~4世紀頃のことだったと言われています。このとき造られたのが内宮で、外宮は500年後に造られました。
ちなみに外宮の祭神は豊受大御神(とようけのおおみかみ)という名前で、食べ物や穀物を司る神様です。天照大御神の食事のお世話をするために呼ばれたんだそうですよ。
このように天皇家と深いつながりがある神宮であるため、別格扱いなのですね。
7世紀頃には斎宮制度が制度化され、天皇家の未婚女性が「斎王(さいおう)」として天皇に代わり伊勢神宮への奉仕を行うという制度もでき、天皇家の管理する宮という関係はより強固になっていきました。
ただ中世のころになると、こういった天皇家との結びつきだけでなく、徐々に一般人の間にも信仰が広まってきます。
江戸時代には「お伊勢参り」が大ブームとなり、現在に至るまで参拝客は後をたちません。
現代でも天皇家との結びつきは深いのですが、信仰は一般人の間にも普及しており、より開かれたものとなっています。
3-2. 天皇家との関係とは
前述の通り、伊勢神宮と天皇家には深い結びつきがあります。
なぜかというと、伊勢神宮は天皇家の氏神である天照大御神を祀っており、皇室神道の中心神社であるためです。
現在、天皇は人間であると表明されていますが、古くは神の子孫だといわれていました。
天照大御神の孫、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が皇室の祖先だと言われています。
つまり伊勢神宮に祀られている天照大御神は、氏神であるだけでなく天皇の祖先でもあるという考えが根底にあるのです。
明仁天皇が退位の儀式の際、伊勢神宮に参拝したというニュースを見た人も多いと思いと思いますが、参拝したのは「皇祖神である天照大御神に退位を報告するため」だったんですね。
3-3. 伊勢神宮参拝はこのルートがおすすめ
続いて伊勢神宮を回るときのおすすめルートを紹介します。
実は、伊勢神宮を参拝するときには、いくつかの注意点があるのです。
神様に失礼のないよう、いくつかのルールや注意点を守って回るルートを考えましょう。
◆3-3-1.伊勢神宮参拝の基本ルール
伊勢神宮参拝は、「外宮を先に参拝し、その後内宮を参拝する」というルートで回るのが基本的なルールです。
ただ、伊勢神宮は外宮と内宮だけではなく、正宮・別宮・摂社・末社・所管社の125宮社もあるのです。
すべてを回るのは大変なので、外宮→内宮という基本をおさえた上で自分の興味があるお宮を回ればOK。
別宮もまわりたいと思ったら、外宮の正宮→外宮の別宮→内宮の正宮→内宮の別宮という順序が正式です。
外宮と内宮は距離があるので、どちらか一方だけでもいいか…と思うかもしれませんが、それはあまりおすすめしません。
外宮か内宮かどちらか一方のみを参拝するのは「片参り」とよばれ、あまりよくないとされています。
◆3-3-2.伊勢神宮参拝の定番ルート
たくさんの別宮がある伊勢神宮ですが、すべてを回ろうと思うと1日ではとても回り切れません。
定番ルートを紹介するので、参考にしてみてくださいね。
【外宮】
1.表参道火除橋(おもてさんどうひよけばし)
画像出典元:https://ise-guide.jp/tour/tour4/
外宮の入り口となる橋です。
ここから神域となり、がらりと雰囲気が変わります。
橋の真ん中は神様の通り道なので通らないようにしましょう。
渡ったら手水舎で手や口を清めることを忘れずに。
2.正宮(豊受大御神)
画像出典元:https://www.isejingu.or.jp/about/geku/index.html
続いて外宮の正宮へ。
衣食住を司る豊受大御神が祀られています。
お願いをするのではなく、日ごろの感謝を伝えましょう。
3.外宮の別宮やパワースポットをめぐる
画像出典元:https://www.isejingu.or.jp/about/geku/taka.html
外宮には4箇所の別宮が存在します。
特に人気なのが第一の別宮である「多賀宮(たかのみや)」。
個人的なお願いをしたいときもこちらで。
【内宮】
外宮を見て回ったらバスやタクシーで内宮へ移動しましょう。
4.宇治橋
画像出典元:https://www.isejingu.or.jp/about/naiku/ujibashi.html
内宮の入り口となる橋です。
長さ100メートルを超える長い橋で、ここを超えると神域となります。
外宮のときと同様、真ん中を通ってはなりません。
五十鈴川の御手洗場か、手水舎で手や口を清めてください。
5.正宮(天照大御神)
画像出典元:https://www.isejingu.or.jp/about/naiku/izawa.html
続いて天照大御神が祀られている内宮の正宮へ。
正宮では写真撮影が禁じられているので注意してください。
外宮の正宮と同様、個人的なお願いごとではなく日ごろの感謝を伝えましょう。
6.内宮の別宮やパワースポットをめぐる
画像出典元:https://www.isejingu.or.jp/about/naiku/aramatsuri.html
内宮には10箇所の別宮が存在します。
特に人気なのが第一の別宮である「荒祭宮(あらまつりのみや)」。
こちらでも個人的なお願いをすることができます。
神楽殿などで御朱印をもらうのもおすすめ。
◆3-3-3.伊勢神宮独自の風習
伊勢神宮は「お賽銭箱はない」「おみくじがない」「正宮に個人的なお願い事はしない」という独自のルールや風習があります。
お賽銭箱がないのは、天皇以外のお供え物を禁ずるという「紙幣禁断の制」があるから。
ところどころに白い敷き布があり、お賽銭が落ちているのを見かけるかもしれませんが、それは地面がお賽銭で穢れるのを防ぐため。
うっかりお賽銭を投げないようにしましょう。
また、おみくじがないのは、「一生に一度のお伊勢参り、訪れた日が吉日でないわけがない」という考えがあるため。
伊勢神宮に来られたことに感謝して、敬虔な気持ちでお参りしたいですね。
ただおかげ横丁やおはらい町にはおみくじがあります。
ユニークなおみくじ付きATMもあるので気になったら利用してみるのもいいですね。
さらに、元々伊勢神宮は国家の平安と安泰を祈るための神社であるため、個人のお願い事を正宮に祈るのはNGです。正宮では日々の感謝を伝えましょう。
個人的なお願いをしたいのなら、外宮、内宮それぞれにある「第一の別宮」に行くのが作法です。
外宮では、3-3-2.伊勢神宮参拝の定番ルートで紹介した、「多賀宮(たかのみや)」へ、内宮では「荒祭宮(あらまつりのみや)」へ。どちらも正宮から近いのでぜひ訪れてみてください。
3-4. 伊勢神宮を訪れたら、ここは見るべき!必見スポット6つ
伊勢神宮はそれ自体が強力なパワースポットですが、別宮やスポットごとに特徴が異なります。
特におすすめの必見スポットを6つ厳選して紹介します。
【外宮】
①三ツ石
外宮の正宮近くにあるパワースポットです。
石の上に手をかざすとぬくもりを感じるといわれています。
ですが手を合わせるのが正式なので注意してくださいね。
②亀石
三ツ石から別宮へ行く際に渡る石の橋が「亀石」です。
横から見ると、亀の頭のように見えることからその名前が付きました。
長い歴史をもつ強いパワースポットなので、触れてパワーをもらっておきましょう。
③多賀宮(たかのみや)
外宮の第一別宮です。
豊受大御神の荒魂(あらみたま:神の荒々しい側面のこと)を祀るお宮です。
荒魂を祀る宮は、新しいものを生み出すエネルギーを持っていると言われています。
個人的なお願いをするのもOKの宮なので、ここで大きなエネルギーをもらいましょう。
④勾玉池
勾玉の形をした池で、梅雨の時期は美しい花しょうぶが見られます。
特にパワースポットであるというわけではないですが、美しい景色に心がなごみます。
外宮の参拝が終わったら休憩所から眺めてみてください。
【内宮】
④荒祭宮(あらまつりのみや)
内宮の第一別宮です。別宮の中でも第一に位しているお宮で、最も規模が大きく立派な姿をしています。
天照大御神の荒魂を祀ってあり、多賀宮同様個人的なお願いをすることができます。
⑤風日祈宮(かざひのみのみや)
国を救ったとされる風の神、級長津彦命(しなつひこのみこと)・級長戸辺命(しなとべのみこと)が祀られています。
秋ごろに行くと美しい紅葉が見られますよ。
⑥四至神(みやのめぐりのかみ)
神楽殿の手前にある、しめ縄がされている木の根元にある石です。
石座があるだけで、社殿を持たずに祀られている神様です。
地味ですが実はかなりパワーを持っている神様で、しめ縄のあたりに手をかざすとぬくもりを感じることもあるんだそう。
ただこちらでも手を合わせるのが正式なので、きちんと拝むことも忘れずに。
4. 参拝で厳かな気持ちを味わったあとは・・・名物グルメに舌鼓
伊勢神宮の参拝で厳かな気持ちを味わった後は、観光モードに切り替えて思い切り楽しんじゃいましょう。
伊勢神宮の内宮周辺にはおかげ横丁やおはらい町などの楽しい観光エリアが広がっています。
特におすすめのグルメを厳選してご紹介します。
4-1. おかげ横丁
おかげ横丁はおかげ参りブームが起こった江戸時代から明治にかけての街並みを再現したエリア。
レトロな街並みが好きな人にはたまらないスポットです。
伊勢地方の魅力が凝縮してあり、グルメ、お土産、体験、歴史や文化など様々な観点から楽しむことができます。
中でも筆者一押しのお店をいくつかご紹介します。
①赤福本店
画像出典元:https://www.akafuku.co.jp/store/2992/
伊勢と言えば赤福!
定番中の定番ですが、やっぱりここは外せません。
赤福と伊勢茶のセットもいいですが、夏は赤福氷、冬は赤福ぜんざいがおすすめ。
お土産にももちろんおすすめです!
②ふくすけ
画像出典元:https://www.mapple.net/article/31320/
画像出典元:https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24000009/
伊勢うどんのお店です。
伊勢うどんはさぬきうどんの対極にある、やわやわでコシのない歯ごたえが特徴。
これは長旅で疲れている旅人を疲れさせない配慮なんだとか。
人により好みはわかれるかもしれませんが、食べてみると意外にやみつきになるかも。
やわらかいので小さいお子さんや年配の方にもおすすめです。
③豚捨
画像出典元:https://s.webry.info/sp/iroirodaisuki.at.webry.info/201111/article_17.html
画像出典元:https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24000010/
牛肉にこだわり、豚肉を捨てたことからついたというインパクトある名前のお肉屋さん。
牛丼などもおすすめですが、食べ歩きを楽しみたいならコロッケがおすすめ。
少し濃い目の味付けなのでソースなしでもおいしい!
④五十鈴川カフェ
画像出典元:https://tokyosanpopo.com/archives/27555
和モダンな雰囲気が素敵な川沿いのカフェ。
川のせせらぎを聞きながらゆっくりくつろげます。
ケーキは安いのにおいしいと評判です。
4-2. おはらい町
おはらい町(まち)は内宮前にある鳥居前町で、五十鈴川沿いに800メートル近く続いているエリアです。
切妻、入母屋、妻入り様式の街並みが美しく、歩いているだけで風情を楽しめます。
ちなみにおかげ横丁とおはらい町は一応別のエリアなのですが、最近はすべてひっくるめて「おかげ横丁」ということもあります。
(今回紹介しているお店も、実はどちらに入るかの分類はあいまいです)
ここからはおはらい町のおすすめグルメを紹介します。
①豆腐庵山中
画像出典元:https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24000007/
お豆腐の専門店。
人気なのは「おとうふソフト」と「うの花どーなつ」!
おとうふソフトはおとうふを使っているからか軽い口当たりが特徴です。
食べ歩きにもぴったり。
②手こね寿司 すし久
画像出典元:https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24000007/
手こね寿司も伊勢志摩地方の名物です。
ヅケにしたカツオやマグロのお刺身と酢飯をあわせたものをさします。
すし久さんの手こね寿司は意外とあっさりしているので、食べ歩きの後でも食べられるという人が多いんだそう。
また店内の雰囲気も抜群にいいので、ぜひ入ってみてください。
③ひもの塾
画像出典元:https://ameblo.jp/bakuchoo-taro/entry-12164797901.html
大盤振る舞いの試食で有名な干物の専門店。
テレビなどでおはらい町の特集をやると、必ずといっていいほど紹介されるお店です。
試食だけでもOKというお店のスタンスは嬉しいですね。
でも、おいしくて結局買っちゃうという人も多いんだそうですよ。
5. 少し足をのばして・・・伊勢ならではの観光スポットがこんなにたくさん!
少し時間がとれて、泊りで旅行ができる…というのならば、ちょっと足をのばして別の観光スポットに行ってみるのはいかがでしょうか?
せっかく来たんですから、めいっぱい伊勢を堪能しましょう♪
5-1. 二見興玉神社(二見が浦)
お伊勢参りをするのならばぜひとも訪れてほしいのが、二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)です。
実は、二見興玉神社がある二見が浦で身を清めてから、伊勢神宮をお参りするのが正しいお伊勢参りの手順と言われているんです。
現在は二見興玉神社で「無垢塩祓い」を受けることで、その代わりになるとされています。
二見興玉神社は縁結びや夫婦和合にご利益のある神様です。
二見興玉神社のシンボルとしても有名な、「夫婦岩」を拝めば良縁や夫婦円満が叶うかもしれませんね。
伊勢神宮が「厳かな森」というイメージであるのに対し、二見興玉神社は「開けた壮大な海」という、対照的な印象です。
より力強いエネルギーを感じることができるスポットですよ。
5-2. 伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス)
二見が浦の夫婦岩近くにあるのが「伊勢夫婦岩ふれあい水族館」通称「伊勢シーパラダイス」。
規模としてはそこまで大きくはないのですが、とにかくあらゆる生き物に触ることができるのが魅力で、意外とハマっちゃう人が多いんだとか。
また展示も1つ1つ飼育員さんの手作りで、飼育している動物たちへの愛を感じることができます。
特に人気なのがカワウソ。
2018年秋に開催された「第二回カワウソゥ選挙」で優勝した「きらり・ひらり」の兄弟は愛くるしさ抜群!
運が良ければ握手することもできますよ。
5-3. 伊勢忍者キングダム(旧伊勢安土桃山城下街)
画像出典元:http://www.ise-jokamachi.jp/topics-2/
伊勢忍者キングダムは、日本の古き良き文化を楽しみながら日本の知恵を学ぶことができる複合アミューズメント施設です。
シンボルは原寸大の安土城。
お芝居や忍者ショー、手裏剣、吹き矢、弓矢、からくり迷路といった多彩なアトラクションを忍者衣装や着物を着て楽しめます。
本格的な撮影スタジオもあるので、せっかくの和装姿を残しておきたいという人にもおすすめ。花魁などのなかなか着られない衣装もありますよ。
食事処は、伊勢名物から全国の選りすぐりプレミアムグルメがそろっており、舌でも楽しめます。
温泉もあるので1日中楽しめること請け合いです。
6. まとめ
今回の記事では、
・伊勢の概要
・伊勢神宮の成り立ちや天皇家との関わり
・伊勢神宮のおすすめスポット
・伊勢神宮周辺の名物グルメ
・伊勢の近くにある観光スポット
などについて紹介しました。
パワースポットとしても名高い伊勢神宮。
成り立ちや謂れを知ってから行くとより一層楽しめますよ。
また神聖なエリアというだけでなく、伊勢神宮周辺は美味しい・楽しい観光地という側面も持っています。
むしろおかげ横丁やおはらい町での散策を楽しみに行くのももちろん目的としては「あり!」です!
興味を持った方は、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
神聖な空気と、美味しいグルメと、楽しいショッピングで心がリフレッシュすること間違いなしです。