あなたは、会話中にとんでもないマウンティングをしてくる女性の存在をご存知ですか?
「相手は嬉しそうに話しているんだけど、なんだかモヤモヤする。」
「Aちゃんと会話してると、なんだか疲れる。」
そのような相手は、もしかするとマウンティング女子かもしれません。
マウンティング女子は笑顔で、相手の精神を疲弊させていくので、上手な距離の取り方を心得ておきましょう。
マウンティング女子のあるある発言
マウンティング女子がよく使う言葉をご紹介します。
きっとあなたも言われたことがあるかと思います。
「あるある~」と思いながら、読み進めていただけたらと思います。
「私の彼氏、証券会社に勤めているの」
マウンティング女子といえば、彼氏自慢と言っても過言ではないでしょう。
人よりも優位に立ちたいという気持ちの強いマウンティング女子は、男性の社会的ステータスにも非常にこだわりますし、社会的ステータスのある男性と付き合えたら、今度は自慢合戦が始まります。
医者、弁護士、商社、銀行マン、証券マン、税理士などは、決まって人気の職業です。
他にも公務員も人気ですね。
ただ、マウンティング女子ほど、「商社マン」や「証券マン」が何をしている人なのかを知らないということは、よくある話です。
とりあえず周りに「凄い」と言われたいというイメージ先行型なのです。
「え!夏休み海外行かないの?なんで?」
筆者も何度か言われたことがあります。
「いや、夏休みに何してようが、私の勝手じゃん」と思うのですが、マウンティング女子は自分の夏休みの話をしたくて仕方がないのです。
飛行機は何に乗るのか?ホテルはどこに泊まるのか?
女子同士で、そのような話をしては「すご~い!セレブ~!」とお互いに褒め合うのです。
そして、夏休みに海外旅行に行かない人に、「海外行ったらいいのに、なんで行かないの?」と、海外旅行のゴリ押しセールをします。
「私、シャネルが大好きだからさ」
女子同士でショッピングをしている時などに多い会話です。
彼女たちは、ハイブランドの名前を出しては、「私、ファンデーションはここのしか使えない」「洋服はこのブランドで揃えてるの」と誇らしく言います。
この会話自体には害はないはずなのですが、なぜかこういった会話をずっと聞いていると疲弊してくるところが、マウンティング女子の不思議なところです。
このようなブランド物の買い物も、余裕のある資金の範囲内でしている分には良いと思うのですが、友人がリボ払いでブランド物を購入しているのを見た時は、「無理してるんだな」と思うと同時に、「大丈夫かな?」と心配にもなりました。
「衝動買いで5万円のカバン買っちゃった」
高額商品の衝動買い自慢もマウンティング女子特有の会話です。
「私、これだけ高いものも衝動買いで買えちゃうのよ」という見栄はり合戦は、もはやヤンキーの度胸試しと同じくらいくだらないです。
だけど「そんな高いものを衝動買いできるなんて凄いですね!」というと、彼女はすごく嬉しそうな顔をするので、「凄い」と言ってあげるように心がけています。
マウンティングする女性の心理
そもそもなぜ、マウンティング女子は、このようなマウンティングという行為をするのかというと、全ては自信のなさの現れが原因です。
自分の生き方や、経歴、存在などに対して自信がなく、何もない自分でいることが不安で仕方ないのです。
だから、目に見える形で人より優位に立つことで、「自分は人より優れている」と実感したいのです。
またマウンティング女子は、自分より下に位置づけできそうだと感じた女性にしかマウンティングはしません。
明らかにステータスで負けていると感じる女性には、嚙み付けない部分が弱さの現れとも言えるでしょう。
マウンティング女子のかわし方
マウンティング女子と関わってしまった時のかわし方について解説していきます。
上手に付き合うことで、ストレスなく穏やかに対処していきましょう。
ムカついている時は、同じ土俵に立っている証拠
まず、マウンティング女子の発言にイラついたり、モヤモヤしている時は、あなた自身の中にも相手をマウンティングしたいという感情がある証拠です。
自分も同じ土俵に立ってしまっているから、感情を消耗させてしまっているので、まずはそのことに気づくことが大事になります。
自分の感情を客観的に見れるようになるだけでも、マウンティング女子の不意な攻撃に対して冷静さを保てるようになりますよ。
5歳児と会話していると思う
マウンティング女子を5歳児だと思うことも、精神的に消耗しないためには重要です。
「シャネルの新作買ったんだ~」という会話は、5歳児が「今日はママに髪の毛結んでもらったんだ~」と言っているのと同じだと思いましょう。
実際に、マウンティング女子の自慢したいという感情は、5歳児の「みんなに注目されたい」という感情と一緒です。なので、ここはひとつあなたが大人になって、相手を5歳児と思いながら接していきましょう。
価値がわからないフリをする
相手の話している内容の、価値がわからないフリをするのも有効です。
そうすることで、マウンティングの対象から外れるので、非常に楽になりますよ。
「このサンダル、GUCCIなんだ」と言われた時に、「GUCCIってなに?初めて聞いた。そんなにすごいの?」というような反応をするのです。
そして「え?知らないの?このサンダル○万円もするんだよ」と言われても、興味を示さずに「私、そういうの興味ないんだよね」という反応をするのです。
この時に皮肉っぽくなると、相手がムキになるので、素で関心がない自分というものを表現します。
そうすると相手は、あなたに自慢しても面白くないということで、あなたに何も言わなくなります。
私の元同僚がまさにその方法で、マウンティングの対象から逃れました。
職場の先輩に、ベンツに乗っていることを自慢する人がいたのですが、その先輩の車を見て「この車どこのですか?トヨタですか?」と聞いたんですね。
そしたらその先輩もびっくりして「いや、ベンツ、ベンツ!」と返したのですが、その同僚はさらに「ベンツっていうんですか。私トヨタしか知らないんです。」と答えました。
その先輩は、その後もベンツのすごさを語ったらしいのですが、元同僚は本気で車に興味がないのでベンツのすごさを理解することができませんでした。
その後、先輩は職場で元同僚がベンツを知らなかったことを話のネタにはしていましたが、元同僚に直接マウンティング的は発言をすることはなくなりました。
よそでバカにされてもいいので、マウンティングの対象にされない自分を演じるというのは、非常に有効です。
徐々に会う回数を減らす
相手のマウンティングの会話を聞いているとモヤモヤする。うんざりする。という場合は、徐々に会う回数を減らしていきましょう。
マウンティング女子は、相手のエネルギーを奪っていくので、無理に会う必要はないです。
誘われても、「ちょっと用事が、、、」と言って、会う回数を減らしましょう。
接触回数を減らすと、精神衛生上にかなり効果がありますよ。
マウンティング女子とは上手に距離をとっていこう!
この人との会話が疲れる。モヤモヤする。と感じた時は、マウンティングされている時かもしれません。
自分のエネルギーを奪う相手とは上手に距離をとることで、ストレスを回避することができます。
同じ土俵には立たずに、ちょっとこちらが大人になることで、ススキルを身につけていきましょう。