オシャレに敏感な女子を中心に、最近キャンプ人気が急上昇を見せています。
都会の喧騒を離れて、自然いっぱいの環境でリフレッシュ。そんな休日の過ごし方、とっても魅力的ですよね。
特に、キャンプやグランピングの場合、食事も遊びもすべて自然の中。宿泊施設もリゾートホテルや有名観光地の手掛けるキャンプ場や豪華なグランピング施設が続々登場しており、その魅力と人気はうなぎのぼり。
見た目は自然に溶け込み、キャンプのわくわく感を盛り上げながらも高級ホテル顔負けの快適さ。キャンプをおしゃれに楽しみたい女性には最高ですよね。
今年の夏は、自然いっぱいの環境でキャンプやグランピングを楽しんでみませんか。
1. グランピングブームから、キャンプブームが再燃した理由
ここ数年で、キャンプやグランピングブームがきているのはご存知ですよね?このブームは『第二次キャンプブーム』といわれています。
1-1. 第一次キャンプブーム ~1990年代頃~
当時はバブルが弾け、贅をつくした豪華絢爛な『モノ』から、「自然」や「体験」といった形のない『コト』に価値を見出す風潮が生まれ始めた時代でした。
街で夜ごと豪遊するような遊び方ではなく、自然の中に身を置くために山や海、川といった場所に出かけるようになった。それが第一次キャンプブームと言われています。
また、当時は週休二日制が徐々に日本企業や学校に浸透し始めた頃です。週末が連休になることで、泊りがけでのレジャーが注目を集める追い風になったともいわれています。
1-2. そして今、第二次キャンプブーム
第二次キャンプブームを支えているのが、この第一次キャンプブームの頃、子どもだった世代です。親に連れられて、夏のたびにキャンプに行っていたという人も少なくないでしょう。第一次キャンプブームの頃子どもだった世代が大人になり、今度は仲間や自分の家族とのレジャーに、再度キャンプを選ぶ時代がやってきたのです。
1-3. 『グランピング』の登場
また、『グランピング』というスタイルが登場したことも、ブームの後押しとなっています。グランピングとは、自然と一体化した宿泊施設に宿泊し、施設を通して食事や体験を楽しむというもの。宿泊施設はコテージやバンガロータイプのものもあれば、ホテル並みに豪華な場所もあります。
これまで、キャンプといえばテント泊、BBQというイメージでした。
これらは非日常的な体験で魅力的ではありますが、準備が大変ですし、寝づらかったり、虫に悩まされたりと、大変な面もありました。
グランピングであれば、宿泊施設はきれいでおしゃれに作られていますし、自分で準備することはほとんどありません。大変な準備はお任せして、全力で自然を楽しむことができるんです。
グランピングのスタイルが日本に上陸したことで、一部のコアなキャンプ好きが楽しむサバイバーな印象が覆り、キャンプや自然体験に関するハードルがぐっと下がることに。その結果、今、第二次キャンプブームが盛り上がっているのです。
2. やっぱり『映え』!キャンプを彩るおすすめグッズ
キャンプと言っても、女子にとっては『女子会』の場でもありますよね。自分たちが楽しめることはもちろん、その様子をみんなにシェアするのもまた楽しみですよね。
女子のキャンプに、オシャレや可愛らしさは外せないポイント!
様々なメーカーやブランドから、キャンプ向けのオシャレグッズもたくさん発売されています。お気に入りのアイテムを上手に取り入れて、気持ちも上がる、オシャレなキャンプを楽しんでください。
2-1. スキレット
もはや欠かせない『スキレット』。
グリルした野菜やお肉、スキレットにチーズと白ワインを入れて溶かせば即席チーズフォンデュに・・・ただアルミのお皿に乗せるんじゃなく、スキレットに盛り付けるだけでぐっとおしゃれに!
スキレットはニトリで豊富なサイズで展開されているほか、最近では100円均一でも見かけることも。いろんなサイズのスキレットを組み合わせてテーブルを彩ってみて。
2-2. ウッドプレート
紙やアルミのお皿は便利ですが・・・せっかくですから食器にもこだわって、心からBBQを楽しみたいですよね。
そんなオシャレキャンパーの注目を集めているのが、ウッドプレート。陶器やガラスのように割れることはありませんし、木でできているためとても軽く、持ち運びも簡単です。
たくさんの荷物を運んだり、屋外で立食形式で食事をすることが多いキャンプには、もってこいの素材なんです。
また、木のぬくもりあふれる見た目が、大自然に囲まれたキャンプサイトにばっちりマッチ。器にこだわるだけで、なんの変哲もないBBQが急に『映え』る時間に変わります。
もちろん、自分の気持ちも上がること間違いなし。
最近では、様々なブランドやメーカーがウッドプレートを取り扱っています。専門店もあるので、いくつかのお店を回ってお気に入りのひとつに出会ったり、インターネットで、伝統工芸品を購入するのもおすすめです。
また、100円均一の中にはオリジナルのウッドプレートを取り扱っている店舗もあります。汚れたり欠けたりしても良いようなものを探したいなら、それで十分でしょう。
2-3. ランチョンマット
キャンプ用のテーブルって、不愛想なデザインのものが多いですよね。
せっかくのお料理の写真も、テーブルがかわいくないと、何となく気持ちものりません。
そんな時お役立ちなのが、ランチョンマットです!
ひとり分の食事をのせるとちょうどよいくらいのサイズ感。色々なデザインのものが売られていますから、お気に入りの1枚を飾れば、あっという間に自分らしくオシャレな食卓の出来上がりです。
作る予定の料理や食器の色と合わせて選ぶことができれば、カラフルで見た目からおいしい、すてきなBBQを堪能できます。
ランチョンマットはIKEAなどの家具店でも取り扱いがありますし、キッチンウェアが充実しているような雑貨屋さんでは大体取り扱われています。
デザインもモダンアート的なものから、シックで大人な雰囲気のものまで様々。
素材も、布以外にも様々な展開があります。キャンプで使うときに嬉しい、さっと拭きとれば汚れがしみこまない素材も多数展開しているようです。
2-4. キャンドル、ランタン
キャンプの明かりと言えば、キャンドルやランタンが定番です。
特に、ランタンには間接照明のような柔らかな光のものが多く、オシャレな雰囲気を邪魔しません。
せっかくお気に入りの場所に出かけるなら、寝る直前までこだわりたいですよね。
暗いテーブルの上に、やわらかい明りがほんのり揺れれば、これ以上なくオシャレで、ちょっと非日常的な時間を楽しむことができます。
また、キャンドルの明かりは人工的なものと違い明るすぎず、また不規則に揺らめくのが特徴。人は炎の揺らめきを見ていると、リラックスでき、心地よい感覚を味わうことができるといわれています。
普段の生活ではなかなか炎の明かりで何かをするということもありません。せっかくの機会ですから、キャンプらしい明かりに挑戦してみてください。
キャンプ用品店では様々なキャンドルやランタンを見つけることができるほか、最近はキャンドルの自作も流行です。
東急ハンズや100円均一で素材をそろえて、世界でひとつだけのオリジナルキャンドルを作って持っていくのはいかがでしょうか。他では体験できない、自分だけの贅沢な時間を過ごすことができます。
2-5. デザインに凝った透明グラス
お皿と同じくコップだって、キャンプと言えば紙コップ、という時代はおしまいです。
外で飲むお酒やジュースは格別。かわいいカクテルや新鮮な100%ジュースを用意しても、中が見えない、真っ白な紙コップではテンションがあがりません。
キャンプという場だからこそ、透明で、中の飲み物が見えるようなグラスを使ってください。
デザインにもこだわって選べば、外で飲むお酒の味が更においしくなること間違いなしです。
しかも嬉しいことに、最近はキャンプ向けとして、落としても割れない素材のグラスが増えています。
シリコンやポリエステル樹脂で作られたこれらのグラスは、見た目はガラスと同じくらい透明できれいですが、落としても割れない・こすっても傷がつきにくいという嬉しい特徴があります。
また、重さもガラスに比べるとぐっと軽く、キャンプの荷物に入れても負担になりません。
コールマンやスノーピークと言ったアウトドアブランドから、様々な素材・デザインのグラスが発売されています。脚が折れやすいワイングラスなら、脚の部分を取り外せるものや、脚のないデザインのものの展開も。
好みのデザインや、飲みたいお酒の内容によって、一番適したグラスを選んで持っていくことができます。
3. 料理に自信のない女子でも簡単&失敗なし!キャンプで『家庭的な女子』を見せつける簡単レシピ5選
キャンプで、何を食べますか?
BBQは定番でとっても楽しいですが、それだけではちょっと飽きてしまいます。
切るだけ・焼くだけのキャンプ料理はもうおしまいにしましょう。
手の凝ったことをしなくても、キャンプ中に楽しめる料理はたくさんあります。
おいしいBBQに合わせて楽しむことができる、キャンプにぴったりの料理を用意することができれば、女性としてのポイントも急上昇。
いつもはなかなか見せることのできない、家庭的な魅力を存分に発揮することができます。
ここでは、キャンプ中にも簡単に用意ができて、ちょっとテンションがあがるような、おすすめレシピを紹介します。
3-1. 『タンドリーチキン』漬け込みダレに漬けるだけで本格的な味に
インド料理店でよく見かける、タンドリーチキン。
スパイシーな香りふっくらとしたチキンは、夏らしく食欲を刺激する一品です。
でも、自分では作れない、プロ向けの料理だと思っていませんか。
実は、調味料やスパイスにしっかり漬け込んでおけば、誰でも簡単に、本格的なタンドリーチキンを作ることができるんです。
下ごしらえは家で済ませてきて、移動中に付け込んでおけば、BBQの鉄板で焼くだけであっという間に完成。
暑い夏、太陽の下で食べるタンドリーチキンとビールの相性は最高です。
普段なかなか作らないものだからこそ、ライバルに差をつけたり、仲間内で一目置かれること請け合いです。
おすすめのレシピはこちら。
https://cookpad.com/recipe/2952616
3-2. 『チーズフォンデュ』カットしたパンやウィンナーをつけるだけ。なのに特別感♡
とろーり溶けたチーズに、自分の好きな食材をくぐらせて食べる、チーズフォンデュ。
チーズといえば女子会の定番。
とろとろのチーズの香りがしただけで、テンションMAXですよね。
実は、チーズフォンデュも簡単レシピで作ることができるんです。
ちょっとしたひと手間で、とっても本格的で特別な気持ちのお料理を楽しむことができます。
BBQで焼いたお肉や野菜をくぐらせれば、とってもぜいたくな気持ちを味わうことができます。
チーズはそのまま溶かしてつけるだけでも充分ですが、ほんのちょっとのひと手間で味わいがとても変わります。
こちらのレシピを参考に、おいしいチーズフォンデュを楽しんでください。
https://cookpad.com/recipe/4171235
3-3.『生春巻』肉だけじゃ飽きちゃう!彩り◎ヘルシーで手で食べやすい
お肉たっぷりのBBQはとてもわくわくしますが、ずっとそれだと、女子としてはちょっと物足りないですよね。
かといって、BBQにサラダというのも、取り分けづらいし、食べにくい…
そんな時におすすめなのが、生春巻きです。
たっぷりの野菜と、エビやチキンなど、自分好みの材料を入れて巻けば、手軽に食べられる一品の感性。
キャンプでも新鮮な野菜が食べられれば、とてもうれしいですよね。
スーパーやコンビニで売っているカット野菜を使えば、下準備もとっても簡単。
BBQで焼けたお肉や野菜を入れるのも楽しいですね。
こちらのレシピをベースに、ぜひ手巻き寿司感覚で、好きなものを入れて楽しく準備してみてください。
https://cookpad.com/recipe/4480288
3-4. 『きゅうりの浅漬け』お酒の箸休めに最高。男性ウケ間違いなし
男性に気に入られる料理を用意するなら、きゅうりの浅漬けがおすすめです。
野菜を摂るという意味では生春巻きもオシャレでおいしいですが、男性にはなかなか馴染みのない味。
それよりも、いつも食べているような素朴なお漬物の方が、慣れた味に箸も進みます。
また、シンプルな味わいのため、食事中から、その後のお酒の時間まで、長くのんびりと食べ続けられるのも特徴的。
飽きの来ない味が、実は一番求められているものだったりするものです。
お漬物の定番ぬかづけはぬか床を用意したり毎日かき混ぜたりととっても手間がかかりますが、その点浅漬けであればすぐに作ることができます。
きゅうりの他、大根や小茄子などもおすすめです。
今回は、更にお酒に合うように、ごま油を使ってアレンジを加えたレシピを紹介します。
ごま油の良い香りとだしの味はお酒にも相性はばっちり。
キャンプでの外食事にはもってこいの一品です。
https://cookpad.com/recipe/4629394
3-5. 『塩やきそば』がっつり食べたい欲を満たす。〆は野菜もたっぷり♡
BBQの締めと言えば、焼きそばが定番ですよね。
焦げたソースの匂いが食欲をそそります。
ですが、今回はちょっとだけ変えて、塩焼きそばにチャレンジしてみませんか。
シンプルでさっぱりとした味わいの塩焼きそばは、実は夏の食事に最適。
するするといくらでも入ってしまうので、取り合い必須のモテレシピです。
お肉でお腹いっぱいになった後でも、野菜たっぷりのさっぱり焼きそばならなぜかどんどん入ってしまいます。
とってもおいしいので、食べすぎ注意ですよ!
https://cookpad.com/recipe/2347379
まとめ
キャンプの土臭い・汚い・大変といったイメージはもう過去のものです。
今は、SNS映えするような、とってもオシャレでかわいい趣味となったキャンプ・グランピング。
普段の生活とは違い、自然の中、そこでしかできない時間と体験がその大きな魅力です。
非日常の中で力を合わせて楽しむことで、友達やパートナーのいつもと違う一面に気づいたり、逆に自分のまだ見ぬ魅力をアピールしたりといった機会にもなります。
ブームに乗って、様々なグッズや体験商品が提供されている今が、キャンプをめいいっぱい楽しむチャンス。
次の夏は、みんなでいつもとはちょっと違う時間を過ごしに出かけてみませんか。