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一重&奥二重でも可愛くなりたい♡腫れぼったくならないピンクシャドウの選び方&塗り方

トレンドのピンクシャドウ。
使いこなせたら可愛いんだろうけど、腫れぼったくみえる気がしてチャレンジできない一重さん、奥二重さんも多いのではないでしょうか?

どうして一重や二重だとイメージ通りに仕上がらないんでしょうか?
メイク映えしない理由と正しいアイシャドウの選び方、一重さん、奥二重さんでも腫れぼったくならないアイシャドウの使い方をお教えします。

1. どうして一重、奥二重だと腫れぼったくみえるの?


実は、一重まぶたや奥二重まぶたの場合、二重まぶたよりもまぶたが厚く、ふっくらしていることが多いのです。また、その分まぶたの表面にハリがあり、よりふっくらとした印象を与えます。
それ自体はチャームポイントとなりえるポイントなのですが、そこに間違ったメイクをしてしまうと、その印象が強調されてしまい、まぶたが腫れぼったく見えたり、目元の印象が重たくなったりします。悪い時には、メイクをすることで目が小さく見えてしまうことすらあります。

例えば、トレンドのピンクや赤、ハイライトでよく使用されるホワイトやライトベージュは膨張色と呼ばれる色味。塗った場所が実際よりも協調され、大きく見える色なのです。
そのため、もともとふっくらしている一重まぶたのアイホールにしっかりのせてしまうと、より強調され、腫れぼったく見える原因になります。

また、奥二重の方がしっかりとベースカラーの幅を取って塗ってしまうと、重たく暗い印象になります。
また、目の際をしっかりマーキングしてしまうことで、実際よりも目が小さく見える原因にもなるのです。

しかし、逆に言えば、避けるべきポイントをしっかり押さえておけば、一重まぶた・奥二重でも、使ってはいけない色なんてありません。
アイメイクには、まぶたの数だけ正解があります。一重さん、奥二重さんも、自分にあったメイクアップ方法を知ることで、トレンドのピンク・赤系のアイシャドウは強い味方になってくれます。

今回の記事では、一重さん・奥二重さんのコンプレックスを消し去ってくれるおすすめメイクアップ方法と、一重さん・奥二重さんに特におすすめのピンクアイシャドウを紹介します。
 
いままでとは一味違う、一歩進んだオシャレのお役に立てれば嬉しいです。

2. 一重さん、奥二重さんにおすすめのピンクシャドウ


可愛い系メイクも、ちょっと大人っぽいメイクも自由自在のピンクシャドウ。
トレンドながら、どんなシーンにもマッチする万能さが嬉しいポイント。ポーチの中にひとつは持っておきたいところです。

とはいえ、ピンクは膨張色。一重さん・奥二重さんのまぶたはもともとふっくらと魅力的ですが、だからこそ、暖色系のアイシャドウは上手に選ばないと、その印象を更に際立たせ、腫れぼったいまぶたになってしまいます。
そのため、一重さん・奥二重さんがピンクのアイシャドウを使う時には、その色選びと、メイクの仕方を工夫する必要があります。

一重さん・奥二重さんが選ぶべきアイシャドウはずばり、
・明るすぎないこと
・色の印象が強すぎないこと
がポイントになります。
 
はっとするような発色のいいアイテムよりも、肌色に馴染み、血色をよく見せてくれるようなナチュラル系がおすすめです。
パール系やラメも目元を華やかな印象にしてくれるためおすすめです。こちらも使いすぎると目元の印象を強調しすぎてしまいますので、ポイントメイクとして活用することがばっちり仕上げるコツです。

また、元々切れ長でセクシーな印象のある目元ですから、シックで大人な印象の色も、その魅力を更に強調し、素敵に仕上げてくれます。
大人っぽい落ち着いたグラデーションと、さり気ないピンクの華やかさは、二重さんにはまねできないエレガントさと、どきっとするようなセクシーさを実現してくれますよ。

今回は、一重さん・奥二重さんのメイクに最適な、お役立ちピンクアイシャドウを5つご紹介します。
メイクにちょっとしたコツの必要な一重さん・奥二重さんのまぶたを、キュートかつエレガントに彩ってくれますよ。

キャンメイク パーフェクトスタイリストアイズ18 ビタースウィートメモリー

画像出典元:https://www.canmake.com/item/detail/19

プチプラコスメの決定版、キャンメイク。低価格ながら、本格的なカラーバリエーションとかわいいパッケージが魅力です。
また、このシリーズはベースカラー2色とハイライト、ミディアムカラー、そしてラメまでがセットになっています。

メインカラーやラメの有無は顔全体の印象に大きく影響を与えます。
このパレットひとつで、可愛い系から大人シックまで自由自在。何通りものメイクが楽しめます。

また、同シリーズには他にもピンク系や定番のベージュ系等、そろえておきたいカラーがたくさん。
同シリーズでそろえることで、組み合わせて使う際も相性が良いですし、どんどんメイクの幅が広がる点もおすすめです。

インテグレート トリプルレシピアイズ RS705

画像出典元:http://www.shiseido.co.jp/ie/items/0015/

このパレットの特徴は、基本のカラーに加えて、2種類の「質感チェンジパウダー」が含まれていること。
質感チェンジパウダーは「しっとり濡れつやカラー」と「クリアなキラめきカラー」の2種類。
いつも通りアイメイクをした後、アイホール全体に重ねることで、思い通りの仕上がりになります。

メインのカラーは日本人の肌の色によく映える柔らかめのピンク。
ペースカラーは目元をしっかりと引き締めてくれると同時に、ぬくもりと柔らかさを感じる暖色系。

オフィスにも最適な愛されふんわりメイクと、ナイトアウトに嬉しいきらめきセクシーメイクがひとつで適うお役立ちパレット。
ポーチにひとつ忍ばせておけば、アフターファイブもばっちりです!

サナ エクセル スキニー リッチシャドウ SR06

画像出典元:https://noevirgroup.jp/excel/g/g48807/

ピンクと言えば可愛い系のカラーという印象が強いですが、質感とカラーを選べば、大人可愛いシックな仕上がりに持っていくことも可能です。
こちらのアイシャドウは、大人女子の皆さんにぜひ挑戦してほしい、エレガントなピンクシャドウ。
バーガンディ系の発色で、目元から知的かつセクシーな印象を与えることができます。

シーンを問わずお役立ちのカラーで、大人気。「美的」にて年間読者ベストコスメのアイシャドウランキングで3位にランクインしているカラーです。

リンメル ロイヤルヴィンテージアイズ 011 クラシカルピンク

画像出典元:https://www.rimmellondon.jp/product/eyes/eyes_39.html/

大人の魅力を醸し出すなら、こちらのパレットも外せません。
クラシカルピンクとの名の通り、シックでスモーキーなトーンのため、目元をきりりと美しく引き締めてくれます。
元々まぶたが厚めの一重まぶた・奥二重の女性には、ぜひ使いこなしていただきたいカラーです。

ベースカラーでしっとりと大人女性の魅力を見せつつ、赤みのあるミディアムカラー・ハイライトで可愛らしさと華やかさを演出できます。
一重まぶた・奥二重の最大のチャームポイントはその色っぽいまなざし。
このパレットなら、その魅力を最大限に引き出してくれます。

SUQQUデザイニング カラー アイズ 04 絢撫子

画像出典元:https://onlineshop.suqqu.com/shopdetail/000000000534/

春らしく、わくわくするようなピンクが良ければ、デザイニングカラーアイズがおすすめ。
特に、絢撫子ははっとするような明るいピンクと、ふんわりピンクの組み合わせで、春めいた明るい印象の目元を作ることができます。

絢撫子は「美的」で年間読者ベストコスメでアイシャドウ部門1位を獲得するほどの人気カラー。
とっても明るいピンクなのに、過度に派手な印象にならないのも嬉しいポイントです。

このパレットを使えば、日本の春をそのまま目元に持ってきたような、明るく可愛らしい印象に仕上がります。

3. 腫れぼったく見えない。なのにぷっくりうるうるの目元になれる!ピンクシャドウの塗り方

一重さん・奥二重さんにおすすめのメイクアップ用品について紹介してきました。
 
それでは、これらのアイシャドウをどんな風に使えば、一重まぶた・奥二重の魅力を最大限に引き出すメイクになるのでしょうか。

最初に書いたとおり、メイクの正解はまぶたの数だけあります。
二重まぶたと同じメイクをしてしまうと、一重まぶた・奥二重のまぶたは腫れぼったく、なんとなくパッとしない印象になります。
ですが、自分のまぶたに合うメイクをすれば、二重まぶたにはない魅力を引き出すことができます。

ここからは、実際のメイクの際に参考にしてほしい、アイメイクのコツを解説していきます。

基本のアイシャドウテクニック

まずは、基本のアイシャドウの塗り方を紹介します。
基本的な考え方、色の使い方はどのようなまぶたのタイプでも大きくは変わりません。

まずアイシャドウを塗る範囲ですが、アイホールが基本になります。
アイホールとは、目頭と目尻を半円状に結んだ範囲内のことです。
指で優しく触れてみて、眼球を感じる範囲、と考えて間違いないでしょう。
アイホールに、次のような手順で色をのせていくことになります。

(1) ハイライトはアイホール全体にまんべんなく塗る
(2) まぶたの際にベースカラーをライン上にひく
(3) ベースカラーとハイライトの境目を中心に、ミディアムカラーを薄く載せる

この基本を押さえてメイクすることで、綺麗なグラデーションを作ることができます。
それでは、次からは具体的に、一重まぶた・奥二重のメイクをワンランクアップさせるコツを紹介していきます。

ハイライトはアイホールの下2/3~全体の大きさで

基本のテクニックでも説明したとおり、ハイライトはアイホール全体に塗るのが正解です。
 
まぶたがやせている人は、ふっくら見せるためにあえてアイホールよりも広めに塗ることもありますが、もともとまぶたがふっくらしている一重さん・奥二重さんはこれはNG!
ハイライトをアイホールよりも広く塗ってしまうと、まぶたが腫れぼったく見える原因になります。

逆に、ハイライトを浅く塗るテクニックもあります。
アイホール全体ではなく、下側2/3程度に塗ると、シックにまとまり、すっきりします。
一重まぶたや奥二重の魅力は、切れ長でセクシーな目元。ハイライトを浅めに塗ることで、その魅力を最大化することができます。

ミディアムカラーは目を開いたときに薄く見えるくらい

二重まぶたの場合、目を開いたときにまぶたのラインに沿ってベースカラーが見えるのが基本のメイクです。
 
ですが、一重まぶたや奥二重は目を開いたときにまぶたの奥に入り込む部分が広く、二重と同じメイクではうまくいきません。
目を開いたときにベースカラーが見えるように塗ってしまうと、目を閉じた時にベースカラーの範囲が広すぎて、違和感のある見た目になってしまいます。

そのため、一重まぶたや奥二重の人が目を開いたときに見えるのは、ミディアムカラーとなるのがおすすめ。
慣れないうちは目を開いた状態でまぶたのラインに沿って細い線を描くようにカラーをのせ、その後目を閉じて、まぶたの際との間を埋めるように塗っていく方法がおすすめです。

ベースカラーは目尻側に

最後に、ベースカラーを塗ります。
 
今回紹介したピンクや、赤などの暖色のアイシャドウを使う場合、まぶた全体に塗ってしまうと、腫れぼったい印象になってしまいます。
 
そのため、ベースカラーは目尻側1/3~1/2程度から、目から少しはみ出すくらいに、ライン状に塗るのがおすすめです。

実際の目よりも2~3mm長めに引くことで、流し目効果のあるセクシーな印象に仕上がります。
また、目全体ではなく目尻側に印象の強いベースカラーをしっかり載せてあげることで、目が大きく魅力的に見える効果もあります。

下まぶたはアイラインよりハイライトがおすすめ

目元の印象をはっきりさせるために、下まぶたにアイラインを引いている人も多いかと思います。
けれど実は、一重さん・奥二重さんの下まぶたには、アイラインよりもハイライトがおすすめなんです。

アイラインは目のラインを際立たせ目元をくっきりさせてくれますが、その分、ラインに視線が集まり、実際よりも目が小さく見えてしまうことがあります。
その点、下まぶたにハイライトをのせることで、目元全体の印象がぱっと明るくなります。
また、目とまぶたの境界が強調されず、ぱっちり大きな目の印象になります。

目を大きく見せたいなら、下まぶたにはアイラインよりもハイライトがおすすめです!

涙袋の上にふっくらとピンクをのせてみて

更に上級テクニックを紹介します。
最近流行の涙袋強調メイクは、実は一重さん・奥二重さんとの相性が抜群なんです。

涙袋とは、下まぶたのふっくらしている部分。ここがふっくらしていることで、可愛らしい雰囲気を残しつつ、女性らしくセクシーな印象になります。
一重さん・奥二重さんは上まぶたもふっくらと柔らかい印象である方が多いですから、涙袋を魅力的に見せることで、より女性らしく、魅力的な仕上がりになります。

涙袋を魅力的に見せるには、目尻側から涙袋に沿ってピンクや赤系のアイシャドウをライン状にのせること。
そうすることで、血色がよく見え、目元が健康的かつキュートに仕上がります。
また、目がうるうるしているような印象になり、ドキッとするようなセクシーな目元が完成です。

ただし、やりすぎは禁物!

あまりにも明るいピンクやはっきりとした赤をのせてしまうと、色が目から浮いてしまい、不自然な印象になります。
涙袋にのせる色は、あわめのピンクや肌になじむサーモンピンク、薄めの赤がおすすめです。
パレットから選ぶなら、明るめのミディアムカラーがおすすめ。

逆に、暗めの色をのせてしまうと、血色が悪く見えてしまい、不健康な印象にも。
いくつかのアイシャドウを試してみて、自分の肌色で最も自然に見える色を探してみてください。

アイメイクは縦方向より横方向を意識して!

ここまでのメイクテクニックの紹介を読んで、勘の良い人なら既にお気づきかもしれません。
一重さん・奥二重さんのメイクのポイントは、ずばり「横方向のメイク」です。

例えば、アイシャドウのグラデーションは、二重さんの場合は下から上に向かって薄くなる縦方向のグラデーションが一般的。
でも、一重さん・奥二重さんの場合は、目尻から目頭方向に向かって薄くなる、横方向のグラデーションが魅力的です。

大切なことなので何度も書いてしまいますが、一重さん・奥二重さんの最大の魅力は、切れ長でセクシーな目元。どきっとするような流し目が可能なセクシーさです。
それをより強調し、魅力的に見せるためには、目尻に重点をおいたメイクが効果的です。

一重さん・奥二重さんは、二重さんのように目全体を華やかに飾ったり、まぶたをふっくら見せるためにアイホール全体を頑張って塗ったりしなくていいんです。
既にふっくら女性らしいまぶたと、すっきり切れ長な目元を獲得しているのですから。

ですから、これを読んでいる一重さん・奥二重さんは、ぜひ横方向のメイクを意識して、目力ならぬ「目尻力」を強調するメイクに取り組んでみてください。

やってはいけない!NGメイク

逆に、一重さん・奥二重さんが避けた方が良いメイクにはどのようなものがあるのでしょうか。
それは、まぶたを腫れぼったく見せてしまうメイクと、目が小さく見えるメイクです。

一重さん・奥二重さんの特徴は、そのふっくらとしたまぶた。
それだけならばチャームポイントなのですが、それを強調するメイクをしてしまうと、必要以上にまぶたが腫れぼったく見えてしまいます。
 
また、まぶたが腫れぼったく、重たく見えるということは、目元の印象がそちらにひっぱられ、目が小さく見えてしまうということ。
そこに、更に目が小さく見えるようなメイクを重ねてしまうと、結果は悲惨です。

このような失敗メイクになってしまうのを避けるために、ついついやってしまいがちなNGメイクをふたつ紹介します。

◇NGメイク1:ハイライトを広く入れすぎる・あるいは逆に狭すぎること

ハイライトは、すでに紹介している通り、アイホールの下から2/3~全体に塗るのがセオリーです。
もしもアイホールからはみ出して塗ってしまうと、まぶたが腫れぼったく、重たい印象になってしまいます。
まぶたがやせた二重さんであれば、ふっくらまぶたに見せるためにあえてそうする人もいますが、一重さん・奥二重さんのまぶたはもともとふっくら魅力的。これ以上に強調することは、逆効果になってしまうんです。

逆に、ハイライトが狭すぎる場合、メイクの重心が下に寄りすぎてしまいます。その結果、見る人の視線が下へ引き付けられ、目が実際よりも小さな印象に。
小粒目の印象を避けるためにも、ハイライトは狭すぎも避けた方が良いです。

◇NGメイク2:囲み目メイク

これも、二重さんの中には目を大きく見せるテクニックとして好んでする人も多いです。
ですが、目のラインをはっきりと濃い色で囲むということは、目の印象がはっきりしてしまう可能性もあります。
一重さん・奥二重さんの場合、はっきりしたメイクをしていなくても、そのふっくらまぶたの存在感は抜群。
そこへきて、その下の目をはっきり囲んでしまうと、全体としてとても重たい印象になりますし、目のラインが濃い色で圧迫されて見え、結果として目が小さく見えてしまう効果もあります。

これは、アイラインだけでなく、アイシャドウのベースカラーについても言えることです。
アイシャドウのベースカラーは、アイラインの代わりに使う人がいるくらい、強い印象を与えられるアイテムです。
だからこそ、使いすぎると過度になってしまいますので注意してください。

一重さん・奥二重さんの強調すべきラインは目尻の目力!

それ以外の目のラインについては、明るい色でぼかして見せる方が、大きく優しい印象の目元に仕上がります。

まとめ


一重まぶたや奥二重がコンプレックスという方も、女子には多いと思います。
ですが、一重まぶたにも奥二重にも、他のまぶたにはない魅力があります。
それが残念ながら魅力的に見えないのは、二重さんと同じようなメイクをしているからかもしれません。

それぞれの目やまぶたには違った特徴があるのですから、全員が同じメイクをしていても、同じように魅力的に仕上がるわけではありません。
むしろ、自分に合わないメイクをしていると、せっかくの魅力を殺してしまい、残念な結果になってしまいます。

一重さん・奥二重さんに大切なのは、まずは自分の目元の特徴と魅力をしっかりと自覚し、それに合ったメイクをすること。
それだけで、合わないメイクをしていた時よりもずっとずっと魅力的になります。

そのための第一歩として、今回の記事が参考になればうれしいです。